guchu guchu pay

使命感的な何かが湧き上がってきたら更新するブログ

もしかして:まのちゃん手袋

人間いくつになっても新たな興味は尽きないものです。

ふと気になった事柄や人物ならびにハロプロアイドルなどを調べる場合。スマホやPCを駆使してググったりヤフったり検索機能に身をまかせ手早く情報を得ようとするのが今を生きる現代人の日常。わざわざ古い文献を漁ったり博識で知られる識者の元に教えを請いになど行きゃしません。膨大な情報がネットの海には溢れており、フリック入力なりブラインドタッチなりお好きな方法で検索すれば秒で解決する話です。

しかしながら対象がメジャーなものならいざ知らず、AIでは太刀打ち出来ないほどのマニアックな案件ともなれば少々事情は変わってきます。情報量が極端に乏しく、時にはネットの海の底のほうから妖しく蠢く深海魚みたいな物まで引き摺り上げてくるケースだってあるのです。ニッチな事象にピンポイントで食らいつき、ほとばしる思いの丈をわがまま気のままネットの片隅に刻み込む。何処の馬の骨とも分からない名も知らぬ素人の手による謎文献の山々。それすなわち「個人ブログ」「ヲタブログ」と呼ばれる類いの物に他なりません。

一例として「まのちゃん 手袋」でググってみましょうか。

すると、すかさず「もしかして:あのちゃん手袋」と出てきます。これはいけません。

これ「もしかして:柴崎ちゃん」なら話しもまだ分かりますよ。実際フットボール選手と結婚して現在一児の母である「まのちゃん」「まのちゃん」であって「まのちゃん」で無いという複雑な状態にある。場合によっては夫婦別姓問題なんかも絡んできちゃう。だからといって今「あのちゃん」は関係ないでしょうよ。

これどうやら、まるで私がタイプミスをしてあのちゃんまのちゃんと打ち間違えた太い指したおっちょこちょいと思われてるフシがあります。確かに今どき「まのちゃん」を検索するような酔狂な輩など無きに等しい少数派なのかも知れない。どうせお前さんが知りたいのは「まのちゃん」じゃなくて「あのちゃん」の事だろう?ってのがGoogleが誇る膨大なデータ量からはじき出された有無を言わさぬ正論なのでしょう。別に嫌味で言ってるわけでも悪気があるわけでも無く令和の「◯のちゃん」界において「あのちゃん」が最大公約数であり、圧倒的覇権を誇ってるのは嘘偽りのない事実なのですから。

よくよく考えてみれば、当のハロヲタにとっても「まのちゃん」=「真野ちゃん」なんて図式は年老いたマノフレと共に世代交代の波に追いやられ、すっかり過去のものと成り果てたのかも知れません。今やハロプロの「まのちゃん」といえば、なるほど確かにハロプロ研修生「大坪茉乃」ちゃんの事になりますものね。これは迂闊でした。

かつて柴崎「まのちゃん」が在籍していた「ハロプロエッグ」から悠久の時を経て、現在多くの小学生メンバーを抱える「ハロプロ研修生」において中学2年生ながら頼れる先輩格としてリーダー的位置づけにあるとか思われてるフシのある、あの大坪「まのちゃん」の事ですよ。特技がチアダンスと新体操というね。これどちらの「まのちゃん」も神奈川県出身であることに変わりは無いのですが「サッカー」ではなく「野球」大好き、特に横浜DeNAベイスターズの大ファンであるという点が大いに違うわけですね。

ここから夢中で20行ほど「大坪茉乃」ちゃんについて書き進めたところでハッと我に返りました。スルスルと筆が進むもんで何かおかしいと思ったんですよ完全に脱線事故です。なのでこの「ビタミンME」のチアダンス最高!のくだりはバッサリと割愛いたしまして、時間もないので話を本題に戻しましょう。

ようするに「まのちゃん」じゃなくて「真野ちゃん」で検索すれば良いわけです。これなら「あのちゃん」「茉乃ちゃん」も検索結果に絡んでくる心配はありません。よもや令和の時代に「もしかして:真野響子ちゃん」とはならんでしょう。四の五の言わずに早速ググって行きましょうか。えーっと真野ちゃん 音楽ガッタス*1でしたっけ。それでもってカタカタカタッっとね。

はい出ました。最初らへんは真野ちゃんのインスタとか「音楽ガッタス」のYoutube動画なんかのオフィシャルなやつがズラズラっと出てきますよ。で、音楽ナタリーの当時の記事なんかもありますね。何とまあ2008年の記事ですか。これ奇遇にも大坪茉乃ちゃんが生まれる3年前の記事という事になりますね……。

で、その下にあらあら懐かしのなれのはてじゃないですか。ピストルエナジーとか毎年楽しみにしてましたよ。現在は東京アイドル劇場主宰として未来のスター候補生たちの育成に寄与されているようですが、言うまでもなく超有名◯リコン現場ヲタとして界隈に名を轟かす人物です。その一方で書き手としても、古くは「娘。楽宴」*2内の「亜衣国精神」とかね。テキストサイト華やかなりし時代のハロプロ言論界きっての異端児といった印象が今も拭えません。あの頃、00年代に「はてなダイアリー」やら「はてなアンテナ界隈」でブイブイいわせてたような人たちもスマホやTwitterの普及とともに、いつしかブログからSNSへと民族大移動よろしく活動拠点をシフトして行った苦い記憶が蘇りますよ。世の趨勢とはいえ一読者として大変寂しいものがありました。だけどもでもね、どっこい今でも絶賛執筆中みたいな今を生きるブロガーたちもまだまだいてはるわけですよ。

はい来ました。はてなブログ来ました。これ有名なヤギの人のやつですね。こんな昔からやってたんすね。since2007ですから老舗もいいところですよ。何と言っても今でもバリバリの現役だし、更新頻度も高くて情報量も細かい。こういう筆まめ的な人のブログは資料的価値が高くて後々調べ物をするときに重宝するわけですね。実際こうやってGoogleが全幅の信頼のもとに早速登場して来ましたから。あと研修生関連で言えばかつてここと双璧をなすじゃんスマなんて人もいましたね。研修生発表会で誰が何処の場位置にいたとかスゲー詳細なレポを書く人でした。でも更新頻度が徐々に低くなってって、ある日を境にパッタリ止まっちゃったんですよね。アレ困りますよ。それで確かso-net プログのサービス終了とかで旧ブログのほうが全部消えちゃったんですよね。歴史的損失ですよまったく。

その下にnoteのヲタコラムが出てきましたよ。そんな時代に「note」なんて小洒落たもんあったっけかな?なんて思ったら回願記事ですねこれ。音楽ガッタスの歴史について詳細かつ丁寧に書かれた飛んでもない良記事でした。エグいくらい資料的価値がありますね。うわー「五木マラソン」とかあったなー、いやこれは良いの見つけたわブックマークしとこ。この下に過去作のライナーノーツ書いてる人もいますけど、こういう当時を知る古参みたいな人が埋もれがちなハロプロの記録を振り返って微細に書き残すなんて作業は割と意味のある事だと思うわけですよ。将来的に物好きな研究者がハロプロ版「日本書紀」とか「大日本史」みたいな太い本を編纂する時に貴重な資料となりえるかも知れませんからね。SNSでご意見番とかやってる場合じゃありませんよホントに。しかし「note」なんざ大仰なタイトルの割に中身うっすうっすのクソつまんないコラムニスト気取りの巣窟とばかり思っていましたが存外骨のある本格派もいるもんですね。何事もおかしなバイアスをかけて色眼鏡で見るもんじゃありません。くだらない偏見は差別と分断を助長し必要のない争いや対立構造を生み出しかねませんからね。猛省して速やかにつんく♂noteに課金して来ます。

で、その下がれいなヲタの人のこれも有名なやつですね。ブログタイトルのところが懐かしの顔文字AAおままごとになっていて時代性を感じさせます。すっかりあの文化って無くなりましたけど、こんだけハロメン増えたらそりゃもう仕方無いか。最新記事を見ると今は山﨑愛生さんにお熱のようですけど、ちょっと更新頻度は滞ってるみたいですね。この人なんかは昔あった「helloprorank」ってサイトでいつも上位にランク付けされてた印象がありますよ。知らない人も多いでしょうが件の「helloprorank」って割と謎なサイトでして、名も知らぬ一個人が不定期に更新するハロプロ系ヲタブログのリンク集みたいなやつなんですけど、更新するたびにランク付けというか掲載順が細かく変動するんですね。でも一切コメントとかは記さない。別に何の権威があるわけでも無いのですが少なくとも100以上のヲタブログを日々読み漁ってる奇特な人物であることは揺るぎない事実なわけで、それなりに一家言あるといえばある。私事で恐縮ですがブログを書くようになって程なく、まだ3つか4つぐらいしかエントリーを更新してない時に初めてこのサイトに掲載されて嬉しいより先に驚いた記憶があります。「まじでヲタブログ細かくチェックしてるやんこの人!」と。何がこの人の琴線に触れたのか最終的には割と上の方にランク付けしてもらってましたね。今調べたら最後の更新が2014年の11月とかで多分嬉しくなってスクショして保存してましたわ。*3

やっぱり「れいな(現パンダ)ヲタの人」はかなり上位にランクされてました。上から7番目です。でも今なら更新頻度的にぐっとランキングを下げられちゃうかも知れませんね。ご同輩といったところでしょうか。

次も上記リンク集の常連みたいな人です。たまにいるSeesaa ブログの人ですね。自動車でいったらスバル車に乗ってるイメージですかね。しかしこの人は優秀ですね。今でもモリモリ更新しています。なるほどライブレポですか「TOKYO GIRLS GIRLS extra!!」に参戦して来たみたいですね。対バンライブのようですが「ロージークロニクル」あたりが参加してたんでしょうか。ロージーロージーと、ほー「踊れ!神風」なんてグループがあるんですね。ふむふむ確かにレプスルプスの美鈴あおいちゃん可愛いっすもんねーって、これ違いますよ!

まあこのパターンもある。2008年とは違って今はメジャーマイナー問わず数多のアイドルが至る所に溢れ返っており選択肢は星の数ほどある。それも致し方ありません。実際、先程のランキングでも上位に鎮座していた楽天ブログの人の最新記事(3年ぐらい前のですが)なんかを見ると2022年に行ったアイドル現場と参戦回数なんかが書き連ねてあって気持ち良いぐらいに地下アイドル無双状態でしたもの。総括的な感想でこのように書かれています。

2022年は、メイン現場であった、​リルネード​と​アクアノート​が惜しくも解散・・・(泣)
リルネード​​​​に関しては、それぞれの道へ進む​前向きな解散​という形での解散。

解散するリルネードのメンバーの今後の予定としてこう書いてあるんですね。

桐原美月→新ユニットで活動決定​

私も今更ながら解散する「リルネード」の事が心配になって桐原さんの「新ユニット」は上手くいってんのかな?なんて適当に検索してみたら衝撃の事実が判明しました。

2022年12月14日、アソビシステムのKAWAII LAB.からデビューする新グループ(CANDY TUNE)のメンバーとなることが発表

上手くいってるどころの騒ぎじゃありませんでした。舐めてもらっちゃ困ります知ってますよ俺だって。今や「リルネード」時代の倍の倍の倍倍倍のキャパシティでライブとかやってる人ですよねこれ。天下人じゃないですか。まさに「ハロヲタから地下アイドルヲタに転生したら推しが紅白歌手になっちゃった件」みたいな、その手のアニメのタイトルまがいの話が現実でも起こっていたわけです。まあブログ読みの楽しみの一つとして過去記事で思わぬ発見みたいな要素もあったりするという一例ですね。

うすうすお気づきの方もおられますでしょうが、このエントリーは続けようと思えばいつまででも続けられちゃうという無限地獄のようなフォーマットになっております。検索結果から順番にブログ記事を拾い上げてアレコレ適当なことを書いてるだけですからね。

実際のところ取り上げたもの以外にも古いブックマークのリンクを辿りまして、数多くのハロプロ系ブログの現在地を巡礼したり参拝したりする機会を賜りました勝手に。今どうなってんのかなと。で、やっぱ今でも現役でハロプロ大好きみたいなね、まりあちゃん大好きみたいな人もいる一方。ブログごと消滅してる人とかブログサービス自体が終了してる人とか。それにともない「ameba」「はてな」に引っ越してるパターンなんかもありました。あるいは華々しく「note」デビューした人もいるかも知れません。もちろんハロプロを離れて新天地に旅立った人もいる。気がつけばハロプロそっちのけで憂国の士みたいになっちゃった人もいる。ある日を境に忽然と更新が止まってナシのつぶてみたいな人もいる。あと中途半端なブログを書いて続きを書かずに放置してるなんて悪質な人もいました。これは良くないですよ。

今や手軽にお気持ち表明できるSNSが主流になって、さらなる自己主張やらチマチマ書くより喋ったほうが早いなんてアグレッシブな層ならユーチューバーになって顔出し上等カンパでガボガボみたいな道もある。すっかりブログなんてヲタ活動界のオールドメディアに成り果てた感すらある2026年の今。なぜ書くのかと問われれば、それはもう書かずにはいられない使命感的な何かが体の奥底からフツフツと湧き上がってきたからに他ならないわけですよ。だからといってイキナリ書かれてもアレでしょ。夏休み明けに忽然と不登校になったクラスメイトが冬休み明けに涼しい顔して登校して来られてもクラスのみんなは対応に戸惑うじゃないですか。そのためのクッションみたいな役割がこの記事というわけですよ。最後に真野ちゃんの近況を紹介してこのエントリーをアモーレします。

そこまで近況でもありませんでした。

*1:ここで赤文字「真野ちゃん 音楽ガッタス」の部分をクリックして一緒にページを開いてもらわないと、この先何を見て進行してるんだこの人?みたいな、雲を掴むような謎の問わず語りが続いちゃうので要注意です。

*2:かつて存在したファン有志によるハロプロ情報ポータルサイト最大手

*3:すみません。実際はページごと保存してましたわ。

「譜久村降りといで!」とその時代(ふくちゃん編)

ハロー!プロジェクト発足から20有余年。組織を構成する顔ぶれは移ろいゆき、ステージを織りなす風景もいつしか彩りを変えます。まこと一人を置き去りにして...。

思い起こせば1年前。連日の日本武道館公演において宮崎由加ならびに和田彩花の両名が華々しく「ハロプロ」を卒業していった頃には「25歳定年説」なんて話がにわかに囁かれたりしたものです。それがどうでしょう、このところ25歳を待たずして新天地へ旅立たんとする早期退職メンバーが後を絶たないじゃないですか。あの娘も、あの娘も、あの娘まで!

一介のハロプロエッグから身を起こし、紆余曲折の果てにハロプロリーダー」の頂きまで上り詰めた「あやちょ」でしたが、まるで彼女の卒業が呼び水となって何らかの防波堤が決壊したかの如く「卒業メンバー」輩出ペースが一段ギヤを上げて加速していると感じるわけですね。何だか大きな世代交代の波に足を踏み入れたような、そんな胸騒ぎを禁じえないのです。

f:id:lin2t:20180612131303j:plain

譜久村聖とその時代

ハロプロ岩盤支持層の皆さんにとって釈迦に説法もいいところでしょうが「あやちょ」からハロプロリーダーの座を禅譲されたのが「ふくちゃん」こと譜久村聖ちゃんです。まさに一介のハロプロエッグから身を起こし、紆余曲折の果てにモーニング娘。のリーダー、さらにはハロプロリーダー」の頂きまで上り詰めたという、そんなグラマラスな人物といえましょう。つまりは曲者ぞろいの大所帯を束ねる女の園の総元締にしてハロプロヒエラルキーのトップに君臨する偉大なる指導者であると。いくら本人が「みずき、そういうのじゃないもん…」と否定したところで、これはもう紛れもない事実なのです。

しかしですよ。ハロヲタ勤続20年クラスの部長さん方からは「愚問」と一蹴されるかも知れませんが、あたいたち「ひとそれ新規」のフレッシュヲタにとっては「絶対おかしいよ!」と甚だ疑問に感じる部分も多いわけですよ。そもそも和田彩花宮崎由加の2人が抜けた時点での「ハロプロ」最年長メンバーは「ふくちゃん」ではなく「かなとも」こと金澤朋子ちゃんになりますよね。学年で言えば元℃-ute萩原舞なんかと同世代にあたり「ふくちゃん」よりも一個上になる。言いたかないですけど、全盛期のPL学園やったら大変なことですよこれは。

確かに「かなとも」のほうが事務処理能力や告知コメントの流暢さにおいて「ふくちゃん」を遥かに凌駕しているなんて意見もあるでしょう。押出しの強さも申し分ない。ただ、そういった些末な話ではなく、そもそもハロプロリーダー」がどのようなプロセスを経て選出されたものなのか、このあたり著しく透明性を欠いている点が引っ掛かるのです。伏魔殿じゃあるまいし、どうにも看過できない問題じゃないですか。

ある程度の組織を束ねる領袖ともなれば「大相撲協会にしろプロ野球選手会にしろ構成人員のコンセンサスを得たうえで選出されるのが世の常というものです。これが「権力者の意向」「先代のおかみさんの進言」などによって捻じ曲げられてしまえば組織は分裂し血で血を洗う抗争に発展しないとも限らない。そんな「ハロプロ」は嫌ですよ!

ハロプロリーダーたる者、あくまで民主的ルールに適った公明正大な方法で選出されるべきじゃないですか。じゃあどういった方法で決めるのか、そこが悩ましい問題です。日本古来の様式に則り、よもや相撲で決着つけるわけにも行きません。そもそも誰が行司をするかで揉めてしまう。

結局のところメンバー自らの意思を尊重し「投票」に委ねるのが民意を反映する最善の方策といえるのではないでしょうか。一体誰がハロプロリーダーに相応しいのか?譜久村、生田、竹内、石田あたりの幹部クラスからパンダさんたち義務教育メンバーにいたるまで等しく「一票」を投じさせてみれば良いのです。その結果もっとも多くの支持を集めた者こそがハロプロリーダー」に相応しい人物であると。

大風呂敷を広げておいて知らんぷりは出来ません。ここは一応「票読み」までしておきます。本来なら昨年春頃のラインナップで集計すべきところですが、さして大勢に影響を及ぼすとも考え難いので、アップトゥデイトハロプロメンバーでシュミレートするとしましょう。

f:id:lin2t:20200430230853j:plain

譜久村聖と支持母体

ハロプロ岩盤支持層の皆さんには「みなまで言うな」と叱責されるかも知れませんが、現在のハロー!プロジェクトは総員53名。以下5つのグループによって構成されています。

なおハロプロ傘下にはハロプロ研修生なる研修機関がありますが、彼女たちにとってハロプロリーダーは「雲の上の存在」らしいので投票権は当然ありません。なので情勢をうかがいつつ家でまんじりするのみです。よって有効投票数は「53票」となり過半数「27票」以上を獲得すればハロプロリーダーに就任。過半数に届かなかった場合は上位2名による決選投票となります。時間もないので簡潔に参りましょう。

まず最大派閥であるモーニング娘。基礎票として既に「14票」持っています。あと13人「譜久村派」に引き込めば過半数を取れてしまう圧倒的有利な立場にある。おまけに対抗勢力一番手のアンジュルムは盟友関係にある竹内朱莉がリーダーを務めるわけですから全会一致で「譜久村支持」に回ることは想像に難くない。ざっと思いつくだけでも、譜久村を「みずきちゃん」呼びする謎の勢力*1「旧ハロプロエッグ出身の「カリン」「さゆべえ」。お泊り会にも参加する親モーニング派の急先鋒「りさまる」。そして譜久村の小姓的存在を憧れの先輩と公言してやまない「西田」あたりの票も手堅い。この段階ですでに過半数をクリアしていますから政局は一気に「ふくちゃん支持」に傾くという流れが予想されます。つまりは結局のところ満場一致で譜久村リーダー爆誕といったような、そんな甘い見立てが通用するほど今の「ハロプロ」単純ではありません。

そもそもモーニング娘。とて一枚岩とは言い切れない。誰ちゃんとは言いませんが、中には集団行動にそぐわない奔放な自由人だっているでしょう。また自由といえばアンジュルムなんてまさに古いアイドル像に囚われない自由な気風を信条とするグループのはずです。メイクやスタイル、水着を着る着ないの自由があるように、投票もまたメンバーの自主性に委ねられ党利党略に縛られることなどありません、それが自分らしさであり美しさ「あやちょイズム」の継承者たる所以です。いっぽう「ゆかにゃイズム」の継承者たる「Juice=Juice」ですが、どうにも気になる調査結果がここに来て判明しました。

f:id:lin2t:20200505231836j:plain

稲場愛香とその手練

今年2月に放送されたフジテレビ「 Love music」において当時在籍していたハロプロ総勢58名の投票をもとに「歌が上手いメンバー」並びに「ダンスが上手いメンバー」を格付けランキングしていくハロプロ全員アンケート」なる企画が敢行されたのです。これネットでヲタがやったら戦争になるレベルの危険なテーマですよ。

結果は御存知の通り、歌唱部門において小田さくら高木紗友希の軍門に下り、ダンス部門でも石田亜佑美稲場愛香の後塵を拝するという、これまで顕在化しなかったリアル志向のハロプロ内評価が白日のもとに晒される事となりました。いうなれば、ロッテがまだ川崎球場ダブルヘッダーとかしていた時代のプロ野球界の格言「人気のセ、実力のパ」になぞらえて「人気のモ、実力のJ」とでも言いたくなるような「Juice=Juice」勢の攻守にわたる活躍ぶりが際立ったわけです。

何だかんだハロプロってパフォーマンススキルの高いやつが一目置かれるみたいな所あるじゃないですか。実力者集団たるジュースの首魁金澤朋子の動き如何によっては水面下でうごめくハロプロ内パフォ重視派」の票を根こそぎ掻っさらう可能性だってあながち無いとも言い切れない。BEYOOOOONDSの子たちとNACK5でレギュラーラジオをやっている点も侮れません。生粋のベリヲタ出身「ふくちゃん」と元現場系℃ヲタ出身「かなとも」によるベリキュー代理戦争」的なアングルも見逃せないポイントとなってくる。

しかしどうでしょう。最後まで「浜浦さん」呼びを貫いた金澤朋子の事ですから、たとえ年下といえども「ハロプロ研修システム」の大先輩である「ふくちゃん」に反旗を翻すとは到底思えない。そこで鍵を握るのが稲場愛香の存在だと思うわけです。

f:id:lin2t:20200428224849j:plain

なんか蒸し返すようで悪いですが、かつて稲場はカントリー・ガールズでの活動終了後いったんはハロプロ最前線から姿を消し、*2故郷の北海道に戻って平穏な堅気の生活を送っていたという、今となっては俄に信じがたい過去を持っています。もし、あのまま「ハロプロ」への復帰を断念して、知り合いのツテかなんかで地元の安田生命あたりに就職していたら今頃どうなっていた事でしょう。そらもうルーキーイヤーから年間契約本数で戦後のトップスコアを塗り替えてしまい「とんでもない逸材が現れた!」と業界内が騒然となっていたんじゃないでしょうか。ダンスの才能のみならずオルガナイザーとしても卓越したヲタ撃墜能力を誇る「ばっちょ」のことですから、おそらくは生保レディー界の風雲児として「北の撃墜王」「令和のリヒトホーフェンの名をほしいままに業界の常識を覆していたに違いありません。

まあ、そんな杞憂をよそに、約1年半のブランク期間を経てハロプロに復帰後は「北海道研修生のリーダー的役割」をこなしたり、まだBEYOOOOONDS結成前の「いっちゃん」たちと一緒にハロプロ浪人生活に身をやつしたりしながら急転直下の「Juice=Juice」加入へと至るわけです。数奇なハロプロ人生を歩んできた稲場にとって再び活躍の場を与えてくれた「Juice=Juice」というグループには一宿一飯どころじゃない、それ相応の恩義を感じていたとしても不思議じゃありません。ジュースに賭ける熱き思いやグループに対する愛情だって人一倍強いはず、気絶するほど愛してるといっても過言では無いでしょう。誰あろうリーダー朋子のためならば選挙参謀を自ら買って出てドブ板選挙も厭わない覚悟ですよ。

さて、ここまでの流れから「譜久村」「金澤」の一騎打ちと見る向きもありましょうが、さらに第三極の動きについても検証してみる必要がありそうなのです。

                               (以下続く…)

  ※ 本当は一つのエントリーとしてまとめたかったのですが、どう考えても文字数的に1万の大台を余裕で越えてきそうだったので泣く泣く分割する事にしました。

このように分割した結果そのまま頓挫するというパターンがこのブログでは顕著であり、書いてる本人も一番危惧するところなのですが、しかしもう7分程度すでに書き終えているという慢心と、自分自身が読み返すのも面倒なレベルの長文は如何なものかという根源的な疑問。その狭間で揺れ動く葛藤の結果こんな感じになりました。一旦お開きとなります。

*1:芸能デスクのグラサン中島氏も「みずきちゃん」呼びする人物として知られていますが、残念ながら「ハロプロエッグ」出身ではなく横浜高校野球部出身のようです。

*2:持病の喘息治療に専念する為というのがオフィシャルなアナウンスであり、それ以上でもそれ以下でもありません。

グラストンベリーのMETALな鞘師(歌の中元篇)

金曜夜のお楽しみと洒落こみ、呑気にハロプロYouTube番組tiny tiny「西田汐里」ゲスト回をリアルタイムで堪能していたわけです。ゲストへの当たりが強いことで知られるメインMC加藤紀子さんがいつになく意地悪な感じでも無かったことに妙な胸騒ぎを覚え、不意に「狼」とかいう悪口掲示板をリロードしてみたところ目を疑わんばかりのトピックが飛び込んできました。そらもう思わず「ちょっと里保ちゃん、何やってんすか、あなたー!?」と、往年のデリ君*1口調で驚いてしまいましたもの。

何でも、スーメタル、モアメタル以外にもう一人のメタルが登場してきて、それがどうやら「鞘師」っぽいって話で大騒ぎになっている。これもう完全に乗り遅れました。バカ正直にtiny tinyなんかをフルタイムで見ている場合ではありませんでした。少なくとも「世界の料理コーナー」は飛ばしておくべきだった。大慌てでネットを駆使して事の真偽を確かめようとするも、どうにも情報が錯綜していて何だかわからない事になっている。

199 名前:Anonymous (アウアウカー Sa05-NldL)[sage] 投稿日:2019/06/28(金) 20:31:41.00 ID:5sYUCJrAa
鞘師は腕に大きなホクロあるから会場(いるやつは見てみ
右手の真ん中より手首より

おれは双眼鏡で確認したけど
ばっちり鞘師だった

戦争で生き別れた我が子をホクロや火傷痕で確認するみたいな、まるでドラマや映画のような話になってますけど、本当ならかなり確定的な情報です。 逆に釣りでやってんなら飛んでもない知能犯ですよこれは。しかし頑なに「ガセ」を強調する勢力なんかもあったりして全く予断を許さない状況です。謎の3人目はカメラにあまり抜かれなかったとかで現地組すら意見の分かれるなか、日付が変わる頃ついに謎のサポートダンサーの正体は判明します。

www.nikkansports.com


事情のよく分からない人からすれば「ふーん」てな案件でしょうが、そのバックグラウンドを知る者たちにとっては驚愕のの超展開みたいな話ですよこれ。報じている記者さんの文章からも興奮を隠せない様子がヒシヒシと伝わってきます。

実は、センターでボーカルのSU-METAL(中元すず香=21)と鞘師は同じアクターズスクール広島の出身。同世代であり、「ダンスの鞘師、歌の中元」とも称されたライバルだった。

「ダンスの鞘師、歌の中元」とも称されたってマジかよ!!何だか原作・梶原一騎みたいな逸話じゃないですか!!というか昔「狼」の鞘師がらみのネタスレで、この手の創作ファンタジーのたぐいが山ほど作られていたような…。俺も結構書き込みましたよ、この手の「鞘師伝説」的なやつ。

これ実際、当時を知る古参ASHヲタからすりゃ「言われてねーよそんなの」てな話でしょうし、当事者2人とも親しい関係にあるという「段原姉」からすれば「初めて聞きました ♪」となってしまうのも仕方ありません。しかしフレーズとして妙に収まりが良く、思わず使ってみたくなる秀逸さは如何ともし難い。実際2人より少し下の「マリアル」*2世代からは「里保ちゃんとすずちゃんはずっとトップにいて、ふたりでASHを引っ張ってる感じでした。(石野理子)」「キッズクラスに4歳と6歳で入ってるんですけど、そのときからダンスがめっちゃうまくて、里保ちゃんはASHの中のトップって感じでした。(杉本愛莉鈴)」なんて証言もあり、まんざら嘘とも言いきれない部分もある。

かつて地元広島の同じスクールで同時代を過ごしながら、片やアミューズさくら学院」「BABYMETAL」片やアップフロントモーニング娘。と、それぞれの道が別れてこのかた雑誌等での対談はおろか、テレビやラジオで共演する事も、同じステージに立つ事も、公の場でお互いについて触れる機会すら無かったわけですよ。そりゃアナタ、遠いスクール時代に思いを馳せ、この悶々とした純情な感情を「創作ファンタジー」にぶつける事くらいしか出来やしないじゃないですか。

だからと言って、いくら妄想たくましく夢見がちなヲタですら「あの鞘師がベビメタの衣装を身にまとい、神バンドの演奏をバックに中元すーちゃんの横で踊りまくる」なんてファンタジーは余りにもファンタジーが過ぎるというものです。夢か現か、そんな嘘みたいな事がその日の「横浜アリーナ」で現実のものとなりました。事実は小説より奇なりなのです。籠池さんあなたの言う通りでした。

f:id:lin2t:20190709155801j:plain

「歌の中元」

ネット周辺の書き込みを見ると「歌の中元」に対する疑問点として、そもそも当時の「ASH」内で中元すず香が歌に関してそこまで突出した存在だったのか?なんて意見があります。具体的な名前を上げて当時のスクール生では誰が上手かっただのと「古参ASHヲタ」からすれば言いたい部分もあるのでしょう。今も昔も「ASH」といえば歌自慢の宝庫ともいえるスクールで、その手の歌うまカラオケ番組の常連なんかも多数輩出しており、なかには「我軍の歌姫」*3みたいなやつまでいて枚挙にいとまがない。単純にテクニカルな意味での「歌唱力」を比べてしまえば、そりゃまあ、そうなのかも知れません。

メイトのみなさん。最近では「THE ONE」なんて呼ぶんですかね。世のSU-METAL信奉者からすれば聞き捨てならない話ですよ。現在の世界的成功があるのもメインボーカルたる「すぅちゃん」の高い歌唱能力があればこそ、世界の中元なめんなよと。まあ大筋では間違っちゃいない。しかし幾ら言葉を並び立て、時に専門用語を織り込みつつ彼女のボーカルをテクニカルな側面から賛美しようとも、それだけで説明できない部分がある。「天才的歌唱力」みたいな安易な言葉で単純化するのも何か違う。

よく言われる「少年少女合唱団」のような澄んだ透明感のある歌声。伸びやかでツーンと耳に突き刺さる、時にキンキンと青臭い少女みのある歌声。その特性を幾ら言葉にして並べ立てたところで、それって別に「中元すず香」だけに当て嵌まるわけでも無いし、同様の特性を持つ歌声の持ち主は他にいくらでもいるはずです。結局のところ中元すず香のあの声は「あの声」としか言いようが無い。そして「あの声」だからこそな部分が確実にある。言語や人種の壁を超えて人を魅了する何かがあるはずです。

よく「鳥」とか「虫」なんかが嫌がるような、人間の耳では聞こえないレベルの周波数みたいなやつあるじゃないですか。これって、つまり中元さんの「あの声」にも世界中の「メタル親父」を図らずも呼び寄せてしまう音波的な何かが、人間には聞こえないレベルで何してる可能性だってあるわけですよ。これはもう「アース製薬」さんあたりが介入せざるを得ない案件になってくる。とにかく「BABYMETAL」に関しては、本格的に海外進出する前からすでにゴリゴリの海外メタラー風情がライブ会場を跋扈していたり、楽曲PVのコメント欄が他国の言語で溢れかえっていたりと、かなりの初期段階からワールドワイドな展開を予兆させるものがありました。

BABYMETALの楽曲は基本日本語で歌われており、海外を意識して「全編英語」で作られているわけでも、海外の音楽トレンドを過剰に意識したものでもありません。メタルサウンドを下敷きにしながらも曲調は多岐にわたっており、むしろジャンルに捕らわれないオンリーワンな世界観を構築しています。そして、そこに通底するのは「あの歌声」だけなのです。つまり「歌の中元」の「この歌声」です。


nakamoto suzuka sakurairo no avenue

ご存知さくら学院のナンバー「桜色のアベニュー」です。しかしどうでしょう。見紛う事なき「あの歌声」による良質な楽曲ながら、このフォーマットをそのままの形でお送りしたところでグラストンベリーのステージに立つどころか国内においても一部の好事家から激賞されるのが関の山。海外メタラーからすれば「日本の女学生がキュートな美声を響かせている」としか映らないんじゃないでしょうか。というか、その存在に気づきすらしないでしょう。

つまり何が言いたいのかというと、神田川俊郎先生の「ちょっと工夫でこの美味さ」じゃないですが、コバメタル氏によるアイデア『少女の美声とメタルサウンドの融合」みたいなものを軸として組み上げられた「1ボーカル2スクリーム」なフォーメーション。両サイドに菊地最愛水野由結を配した、あのBABYMETALの様式があればこそ「歌の中元」の歌声もまた七つの海を越えて世界に響かせる事が出来たのだという話がしたかったんですね。

水野由結の離脱

 昨年の「YUIMETAL脱退」の報ではじめて水野由結が体調不良を理由に長期間ベビメタの活動から離れていた事を知ったレベルの「IDZ」から「メギツネ」あたりの時期に概要を少しなめた程度のハロヲタ風情ながら、由結ちゃん不在で行われた、いわゆる「ダークサイド期」の陣容による「BABYMETALの今」を動画サイトなどで確認して正直驚いたわけですよ。何が驚いたって菊地最愛が随分と大人っぽくなっている。いつまでも中学2年生くらいのイメージでしたが、よくよく考えてみりゃ「ゆいもあ世代」ハロプロ換算すると「まぁーどぅー世代」なわけでして森戸知沙希川村文乃とも同世代という事になるというね。光陰矢の如ごとしですよまったく。

f:id:lin2t:20190716142655j:plain

身体的な成長は別にして、ダークサイド感あふれるメイクや衣装。そしてプロダンサーを配した新たな陣容。やはり、どうしても「ベビメタ」の様式として長く刷り込まれたトライアングルなバランス感が失われた事に違和感を感じざるを得ませんでした。

これを「進化」や「飛躍」と捉える事も出来ましょうが、やはり「YUIMETAL」不在による「混沌」や「迷走」を具現化するかのごとく、片翼を失った飛行機がグルグルと旋回しながら落ちてゆくがごとき暗澹たる感情に苛まれたとしても仕方ありません。そういった意味でもメイトの皆さんにとって、この日の「横浜アリーナ」から始まった「メタルレジスタンス第8章」には期するものがあったでしょうし、世界が注目していたと言っても過言ではないでしょう。

そんな事とはつゆ知らずビヨーンズの「西田汐里」なんぞにうつつを抜かしていた私は完全にメイト失格です。でもやはり鞘師里保の名前を聞くにつけ居ても立ってもいられなかったのです。ファンカム動画から切り取られたと思しき不鮮明な検証画像に目をこらし、ユイメタポジに配された謎のサポートダンサーの姿を目を皿のようにして追いかけちまうわけですよ。そのいかにも「わんこそば」をたくさん食いそうなガタイの良さ。シジミのような鋭い眼差し。間違いようもありません。ダンスの里保ちゃんが帰ってきたのです!!!

f:id:lin2t:20190829002137p:plain 

※このあと鞘師に関してもアレコレ書いて、最終的に上手くまとめてこのエントリーを軟着陸させようかと思っておりました。しかしながら猛暑の影響もあり「鞘師」部分が遅々として進まないうえに、とにかく書きしろが湯水の如く溢れかえってきて長文が過ぎると、いくぶん気候が涼しくなってきてようやく気づいた次第です。なので一つのエントリーにまとめる事はひとまず断念いたしまして、この後は(ダンスの鞘師篇)に続くという事にして一旦仮眠を取らせていただきます。

それでは、「See You」