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使命感的な何かが湧き上がってきたら更新するブログ

米村姫良々とかいう無冠の帝王

しつこいようですが今年の「実力診断テスト」の話になります。

情報感度抜群の皆さんならご存知の通り、今年の「春の公開実力診断テスト」は「ガタメキラ」を歌った「松永里愛」がベストパフォーマンス賞に輝き、歌唱、ダンス、キャラクターの審査員特別賞三部門を「北研」勢が総なめするという結果に終わりました。

「癒やされましたで賞」の松原ユリヤさんも含め、賞に絡んだ研修生各人のパフォーマンスは確かに素晴らしかった。ケチをつける気など毛頭ありません。しかしながら、この結果だけをもってスキルや将来性を推し量り、格付けランキングさながら全てを掌握したかのごとき論調がまかり通るのもどうかと思うわけです。


Hello! Project 研修生発表会2019 ~春の公開実力診断テスト~ テスト順決定 大抽選会!

このような動画がアップされて「テスト順」や「披露楽曲」が明るみになった 段階からすでに「松永里愛」のBP賞を確実視する声は多かった。最終番手で「ガタメキラ」を選曲した松永が「BP賞争い」を占う上で相当強いという予想がなされていたわけですね。

そのいっぽうで、この曲は「実力診断向けじゃない」だの「BP賞は厳しい」だの「きららウィアラどうした?」だのと、その選曲に関して疑問を投げかけられるメンバーがいたことも事実です。どういう事か。

つまりこれ、実力診断テストも回を重ねることで、投票衝動に繋がりやすい、いわゆる票の集まりやすい楽曲に共通する特徴や傾向が過去のデータからあぶり出され、BP賞を占う上で、その「選曲」の重要性にユーザーサイドも気づき始めていたからに他ならないわけです。

914 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2019/05/04(土) 20:07:52.38 0
みんなが実力診断というゲームの攻略法に気づき始めてる中一人何も考えてなさそうな窪田が愛おしかったよ

窪田ならびに出場者はともかくとして、少なくともヲタの中に「選曲を制する者が実力診断を制する」的な空気が漂っていた事は否定できません。

そもそも実力を診断するわけであって「選曲」や「テスト順」に左右されるのは違うんじゃないのと一見すると思うわけですよ。しかし配られた同じ「問題用紙」を一斉に取りかかる従来のテスト方式とは異なり、披露する楽曲の選定から衣装やステージングに至るまで本人の「自己プロデュース力」に委ねられたのが「実力診断テスト」の公式レギュレーションです。振り付けにタコダンスを取り入れようが、裸足で器械体操しようが、眼帯猫耳つけて自分可愛いアピールしようが自由なのです。そこに面白みがあり、そこにつけ入るチャンスもある。

しかしですよ。いくら何歌おうが自由とはいえ「米村姫良々」の選曲には正直面食らいました。そそそそそそそそそ、

「そうだ!We’re ALIVE」って!!!


モーニング娘。 『そうだ!We're ALIVE』 (MV)

何というか研修生時代の牧野真莉愛が選んじゃいそうな、思いっきり「モー娘。黄金期」全開のナンバーじゃないですか。ガキさんがまだお豆ちゃん の頃のやつですよ。松永ユリヤとかが歌うならまだしも、研修生ほぼ全員から「米村さん」呼びされる立場の人間が歌うには、いくらなんでも「BP賞争い」を度外視した脳天気すぎる選曲に思えたわけです。

米村姫良々はまだ中学生ながら研修生歴は「小野琴己」と並んで最古参の25期。実力診断テストも今年で4回目になります。実力的にも申し分なく、いわゆる選抜常連組として「ハロプロ研修生」の中心的役割を担っており、おのことを差し置いて「若き研修生筆頭」のような立ち位置にある。当然のことながら「BEYOOOOONDS」立ち上げに伴い主力クラスがごっそり抜けた今回こそは「北研」勢や「松永里愛」とともに「BP賞有力候補」の一角として勝負に打って出ると思われていたわけですよ。にも関わらずの「ウィアラ」だもの。

実際に賞に絡んだ「ガタメキラ」「ROCKエロティック」「気まぐれプリンセス」「夢幻クライマックス」という楽曲が、総じて過去の「BP賞」受賞曲の流れを踏襲する「魅せる」「聴かせる」部分に重きを置いた「シリアステイスト」な曲調である事がわかります。これは「ウリャホイ」主導の通常のハロプロコンサートとは異なり、観客が受け身100%状態で演者のパフォーマンスと対峙する「実力診断テスト」ならではの特殊な環境を逆手に取った有効な「攻略法」でもあるわけですが、きららの選択した「ウィアラ」は真逆の方向性を持ち、むしろ「コミカルテイスト」な色彩を帯びています。

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あらためて実力診断テストにおける「米村姫良々」の軌跡を振り返ってみると、初参加の2016年は「好きだから」という一点の曇りなき理由から「The 摩天楼 ショー」を選曲。まだまだ身体的にも声帯的にも発育途上であり、スジは良さげながら「ちびっこ歌唱」の域を出ることはありませんでした。また初期「きらら」は顔のパーツの大きさに頭蓋骨の成長が追いついていない上に、ガッチリ目の歯列矯正具なんかも付けてたりして、どうにも交通安全教室の「けんちゃん人形」的なアクの強さを懸念する声もありました。しかし古来よりハロプロキッズハロプロエッグの成長過程を静かに見守り続けてきたベテラン有識者の指摘どおり、成長とともにソフトランディングされて徐々に「美少女化」の道をたどる事になります。このあたり「ハロヲタ」ゆえの、単に「目がなれてきた」だけなのかも知れませんが。

この年は同い年の同期入団で、同じ「姫」繋がりのキラキラネームホルダー「清野桃々姫」がいきなりの「BP賞」でロケットスタートをきめますが、同期とはいえ研修生加入前から界隈じゃそこそこ名の知れた「プロ子役」的実績のある「ももひめ」と市井のハロヲタ小学生に過ぎなかった「きらら」では最初からスタート地点が違っており、そもそも「きらら」を含め2015年のアンジュルムオーディション出身者で構成された「25期」は「育成枠」「チャレンジ枠」的な意味合いの濃い期であったように思われます。

少し脇道にそれたので本題に戻ります。ほどなくして素質の片鱗を見せ始め、翌2017年の「実力診断テスト」を迎える頃には若き実力者として賞への期待も高まっていた「米村姫良々」ですが、満を持して繰り出した都会っ子純情は、どこか不完全燃焼感の残るインパクトを欠いたものとなり箸にも棒にもかからない結果に終わります。これ結局、きらら本人の弁によると「本番で凄い緊張した」ことが大きな要因となったようなのですが「まこと氏」が28才の落ち着き、OLのような受け答えと普段から指摘しているように、年に似合わず浮ついたところの無い、およそ緊張とは無縁の存在かと思われていたあの「きらら」が、ここ一番の局面で緊張感に襲われてしまった事が逆に新鮮で不思議に感じられました。

さらに、押しも押されぬ「BP賞候補」の一角として挑んだ2018年は印象派ルノワールのように」という、やりようによっては一発あっても不思議じゃない楽曲で挑みながらも、まるでリピート放送でも見るような「ほんとに緊張して、凄い緊張したんですけど…やりきれたの嬉しいです。」というコメントを残し、普段の実力からは程遠い、どこか「よそ行き」で借りてきた猫のようなパフォーマンスに終止してしまい、またもや無冠に終わってしまいます。

普段から「生田」「谷本」といったハロプロの曲者系先輩や「まことさん」に対しても、物怖じするどころか軽口を叩けるようなところがあり、スキが無く喋りも達者で、松原ユリヤが選ぶ「研修生面白い人ランキング」*1でも堂々1位に選ばれるほどの逸材である、あの「米村姫良々」ともあろう人が何故か「実力診断テスト」では借りてきた猫みたいになってしまうという不思議。そのあたり「そうだ! We're ALIVE」という謎めいた選曲と何らかの因果関係があるのか?それを確かめるべく「チ◯ット流通センター」で調達したソコソコ悪い席のチケットを握りしめ、新幹線「のぞみ号」に飛び乗って一路中野サンプラザへと向かうのでした。

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グッズ売り場で「コレクション生写真」と「パンフレット」を購入してホクホクしていた私は、何気に読み始めた「パンフレット」の中に*2、思いがけず探していた答えを見つけ出し「まじかよキララ!」と心の中で叫んでしまいました。

ハロー!プロジェクト20周年。皆さんにパワーを届けられる選曲にしました!

研修生という立場にありながら「ハロプロ20周年」を代表するがごとき気概を見せたうえに、自分を「審査員気取り」でアレコレ精査する気まんまんの擦れっ枯らしどもの為にピザーラだけじゃなく「パワー」まで届けてくださるなんざアナタ、私は驚いてしまいましたよホントに!*3

何というか、ある意味「賞」を度外視した選択ですし、あくまでもエンターテイナーに徹するという意味においては別に間違った選択でもない。少なくとも「賞」に固執した選曲では無いという事が分かって何とも言えない気持ちになりました。「キララは面白いやっちゃな」と。

本番で米村姫良々が見せた「そうだ! We're ALIVE」は、昨年までとは打って変わって、普段の実力を遺憾なく発揮したハロプロ研修生としての集大成ともいえる出来栄えだったように思います。緊張感も見られず実に堂々としたものでした。

圧巻だったのは歌唱披露後のアラケンとのやりとり「パフォーマンスを終えて如何でしたか?」という獏とした質問に食い気味で飛びついて、弁舌さわやかに捲し立てた以下の饒舌ぶり。

けっこう盛り上がる曲を今回は選んだんですけど、やっぱ皆さんは座ってるじゃないですか。私はこうやって「ワァイ!ワァイ!」って言うんですけど、それが凄いなんか違和感だったんですけど…自分は凄い楽しめました!

アラケンが思わず「相変わらず口が達者なこと」と唸ってしまうくらい、息を荒げながらもハキハキとした口調で滑舌良く話すわけですが、とくに「ワァイ!ワァイ」の人を小馬鹿にしたようなチャラい感じの言い回しなんて、いくら打っても響かない「実力診断テスト」特有の観客との関係性を軽く揶揄しているようで実に痛快でした。おまえら普段はヲタヲタしく「ウリャホイ」盛り上がってるくせしやがって、何で今日だけ眉間にシワ寄せて真剣な顔して見てんだよ?」とね。違和感すごすぎじゃね?と。

キララなんて4回も「実力診断テスト」に出てるわけですから、そんな事など百も承知なわけですよ。でも、その違和感の前に自分は緊張で押しつぶされていた。

実力診断テストが普段のステージとは違い、別の尺度から評価を導き出すことに対しての、ある種「きらら」なりの反発がそうさせたのか。票に結びつくタイプの曲だけが「ハロプロ楽曲」じゃない事を主張したかったのか。本人じゃないので、その真意はわかりません。

ただ確実に言えることは、かつて小6の「きらら」が「好きだから」という理由で選曲した「The 摩天楼 ショー」と同様に、中3で選曲した「ウィアラ」もやはり、凄く好きな曲で歌っていて楽しい曲なんだろうなという事です。いわゆるファンキーなやつですね。そして、健闘むなしく賞に絡むことはありませんでしたが、少なくとも自分にはキララの歌から「パワー」は届きましたよ。10万パワーぐらいでした。 

 <追記>

ゆっくりと、あと2週間ぐらいかけて書くつもりだったのですが事情が変わりました。早耳情報局の皆さんならご存知のとおり「Juice=Juice新体制」とかで、宮崎さん卒業にともない「ハロプロ研修生」からの追加メンバーがあるらしいのです。「モーニング娘。15期メンバー」の発表も近々に迫っており、これはもう、ちんたら書いてる場合でもなくなってしまいました。色々ややこしい事になってしまいます。なので最後の方はけっこう強引な感じでまとめちゃいましたが最後に言いたいのは、会長さん、西口さん、アラケンさん!知ってるかもしれませんが「米村姫良々」は面白いやつですよ!という事です。あの松原ユリヤさんが言うのなら間違いないはずです。

*1:ちなみに2位は中山夏月姫。3位は山田苺。

*2:米村姫良々ページの一口コメント

*3:追記になりますが、中山夏月姫とのグラビアで登場した「アップトゥボーイ2018年10月号」のインタビューで、このような発言がありました。『ハロー!プロジェクトの20周年は研修生として迎えたけど、30周年のときは、メインメンバーであることを願っています!!』
『30周年記念ソングが出たときに、ソロパートをもらえるような位置にいたいですね。
いちばんいいところを歌って「やっぱりここは米村だよね」って、メンバーにもファンの方にも認めてもらえる存在になれたらいいな。』

松永里愛の「ガタメキラ」

先日行われた「春の公開実力診断テスト」は早くから最有力候補と謳われ、さんざんハードルを上げられながらも、そのハードルを大胆にもベリーロールで飛び越えた「松永里愛」がベストパフォーマンス賞に輝きました。松永のBP賞獲得は「下馬評通り」の順当な結果と映るかも知れませんが、そこに至る道のりは決して平坦なものでも無かったように思うわけです

c-ute.doorblog.jp

もちろん松永が今年の「BP賞」を占う上で有力候補の一角であり、現行の研修生で上位の実力の持ち主である事に疑いの余地はありません。だからと言って「順当勝ち」出来るほど相手に恵まれた楽な戦いであったかといえば、なかなかどうして甘くない。

松永が叩き出したチャンピオンシップポイント「419票」に肉薄したハロプロ研修生北海道「工藤由愛」を筆頭に三賞*1を独占した「北の三連星」をはじめ、賞に絡まずとも「BP賞」射程圏内のポテンシャルを垣間見せた「ハロプロ研修生」は少なく見積もっても10人前後はいたはずです。では何故にゆえに、松永が419票という完勝とも言える結果を残せたのか。アラケンによる受賞者インタビューで語られた内容「半年前からガタメキラを歌うと決めていた」という点にそのヒントが隠されているかも知れません。


Hello! Project 研修生発表会2019 ~春の公開実力診断テスト~ テスト順決定 大抽選会!

実力診断テストの醍醐味の一つに研修生自身が披露する楽曲を自由に選択できるというレギュレーションがあります。星の数ほどあるハロプロ楽曲」の中から一つに絞らなければならないわけですから、そりゃもう大変な話です。現場勤続20年クラスの古老ヲタでさえ死角みたいなグループや楽曲はあるだろうに、年端もいかない「研修生」なら尚の事。しかしながら松永が選んだのは20年前にリリースされた太陽とシスコムーンのセカンドシングル「ガタメキラ」でした。

当然のことながら、松永が別に「太陽とシスコムーン」に憧れてこの世界に飛び込んできたわけでも無いでしょうし、よもや稲葉貴子が元大阪パフォーマンスドール出身者である事など知る由もありません。なのに何故こんなクラシカルな楽曲を引っ張り出せてこれたのか?その答えが現在のハロプロを支える楽曲の内部循環システムにあるわけです。

すなわち、残された過去の膨大な「楽曲資産」を現役メンバーがカバー曲としてセットリストに組み込む事によってハロプロ内部で循環かつ有効利用していくという独自の「資源リサイクル」システムなのです。近年のリリースペースの長期化による持ち歌不足の解消にも有効であり、かつ「過去の名曲を未来に歌い継ぐ」といったハロプロイズムの継承的意味合いを見出すことも出来ましょう。

現役メンバーが歌うカバーバージョンによって思いがけず良曲に巡り合うなんてケースは某芸能キャップによる「記憶の迷路」のエピソードを持ち出すまでもなく新規ヲタにとってはありがちな話であり、中学生である松永がASAYANを経ずとも「ガタメキラ」に巡り合ったとして何ら不思議じゃありません。

回りくどくなりましたが、恐らく松永が「ガタメキラ」との初遭遇を果たしたのが2018年冬ハロー。野中、佐々木、段原、秋山によって歌われた「ガタメキラ」の最新カバーバージョンであったと推察されるわけですね。カバーバージョンでは省略されることも多いイントロ部分最大の見せ場、ルルによるパワフルな「ロングトーン」「フェイク」を圧巻の歌唱で瑠々がカバーするという粋な計らい。松永が次世代のハロプロの歌姫」を目指す上で避けては通れない、大きく立ちはだかる巨大な壁として段原瑠々の存在がそこにあります。

あえて段原という歌唱指導「上野まり子」先生から直々に「我が軍の歌姫」と称された巨大な壁に挑む事によって、もしそれを超えずとも並ぶくらいの域に達すれば、おのずと結果も付いてくるはずだと、そんな風に松永本人が思ったかどうかは妄想の域を出ないにせよ。かつて「実力診断テスト」で歴代最多票数「548票」という金字塔を打ち立てた段原にチャレンジングするという姿勢自体は前年度の「島倉りか」「Fiesta! Fiesta!」を歌って結果を残したという好例にも繋がってくるわけです。いずれにせよ「ガタメキラ」が強烈に「BP賞」を意識した「選曲」であった事は想像に難くありませんでした。 


ASAYAN ガタメキラ レコーディング

「研修生随一の歌唱力の持ち主」「大阪研修生レッスン唯一の生き残り」「娘。15期最有力候補」そのポテンシャルへの熱き期待ゆえか、一部ヲタによる過剰ともいえる煽動は、松永自身が有利とされる歌披露最終番手「17番」を引き当てたことにより、さらに拍車がかかったように思われました。

松永は2017年3月加入組の「27期」。加入当初から歌の上手さには定評があり、実力診断テストでは1年目にモーニング娘。「SONGS」、2年目には「あぁ!」のFIRST KISSという、いかにも歌の上手い子が選びそうな曲を選択。それなりの評価を受けながらも埋もれるような形で「三賞」や「BP賞争い」とは無縁の結果に終わりました。特筆すべきは2年目の2018年、歌披露後に飛び出した「上野まり子」先生からの審査員評。

歌は元々とっても安定感があって、聴いた感じ上手に聞こえるんですよ、それは合格なんです。そろそろ入ってきて一年経ちましたよね?えーと、パフォーマンス全体にこうエネルギー感が付いてきたら、もっと良くなると思うので、そこを課題にしてこれから頑張ってほしいなと思います。期待してます!

 まき先生ならいざ知らず、あの「まり子先生」から飛び出した苦言ともとれる辛口コメント。「聴いた感じ上手に聞こえる」「そろそろ入ってきて一年経ちましたよね?」といった棘のある言い回し。今現在の松永が「パフォーマンス全体からエネルギーが感じられない」事を逆説的にやんわりと指摘しています。公衆の面前でここまで言い放つわけですから「まり子」にも期するものがあったのでしょう。それは歌の上手い子が陥りがちな「小さくまとまった量産型歌上手シンガー」になりかねない危機感や、ある種の予兆を松永の歌から感じ取ったからかも知れません。我々ヲタからすれば松永の才能を高く評価すればこそ、あえて「発破をかけた」と、まり子の親心が垣間見えたりするわけですが、松永自身はどうにも悔しくてたまらかった様子です。

こんばんはーーーーーーーー!!!
松永里愛です!!

 

今日はハロプロ研修生発表会2018〜春の公開実力診断テスト〜でした(*´ω`*)

 

心臓が出るんじゃないかってくらい緊張しました。。。。。。。。

 

でも自分が今まで練習してきた成果は全て出せたので悔いはないです( ఠ͜ఠ )

 

りかちゃんベストパフォーマンス賞おめでとう( ˊᵕˋ )
本当に悔しすぎて、、、悔しいです。

 

パフォーマンスが終わったあとに上野先生と清水佐紀さんにコメントを頂いたんですけど上野先生に頂いたアドバイスがすっごいすごい悔しくて(*_*)

 

でも、期待してるよっていわれてすごい嬉しかったんですけどやっぱり悔しかったです。
なんか、悔しいだらけだなぁ、、

 

今日は悔し涙しか流してないけど嬉し涙に変えれるように頑張ります!!

この日、松永が歌ったFIRST KISS」の出来がそれほど悪かったかというと実はそうでもなかった。そう簡単でもないであろう楽曲を無難にサラリと歌いこなしており、むしろ歌の上手さは十分に伝わるものでした。しかし、まり子が言うような「エネルギー感に満ち溢れたパフォーマンス」だったかといえば「いやまあ、うーん」となってしまう。票が伸びるようなインパクトを残せたわけでもない。

りかちゃんベストパフォーマンス賞おめでとう( ˊᵕˋ )
本当に悔しすぎて、、、悔しいです。

まさに情熱を解き放つ「エネルギー感に満ち溢れたパフォーマンス」で「実力診断テスト」を制したのは「Fiesta! Fiesta!」を歌った同期の「島倉りか」ちゃん。BP賞の勢いそのままに「新ユニット」追加メンバーとして昇格を果たし「BYEOOOOONDS」としてメジャーデビューも決定しました。果たして松永が「Fiesta! Fiesta!」を歌い、逆に島倉が「FIRST KISS」を歌っていたなら結果はどう変わっていたのか。このあたりに楽曲選びの妙があるわけです。

あくまでも推測ですが、この年の松永は「BP賞」をそれほど意識していなかったように思うわけです。有力候補として「山﨑夢羽」もいるし「堀江」や「西田」だっている。なんだったら「歌唱賞」あたりに食い込めば上出来ぐらいに思っていたとしても不思議じゃない。しかし、いざ蓋を開けてみれば同期の「りかちゃん」がBP賞ですよ。あの「りかちゃん」が!思いがけず同期が一発食らわせた事により、俄然現実味を帯びて「BP賞」を意識せざるを得なくなったのは確かでしょう。そして同期ゆえの悔しさもあったでしょう。

「今日は悔し涙しか流してないけど嬉し涙に変えられるように頑張ります!!」

これつまり「来年は絶対BP賞を取って、まり子をぎゃふんと言わせたる!」という松永からの予告ホームラン宣言であったと解釈出来るわけですね。

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かくして半年前から密かに爪を研きまくってきた勝負曲、太陽とシスコムーン「ガタメキラ」を見事に歌い上げ、公約通り「ベストパフォーマンス賞」の頂きに登り詰めた松永里愛。これには、まり子も「研究の成果が出たと思います。ほんとに難しい曲を選んで、里愛らしく頑張れたと思います。いやー良かったです。」と手放しの大絶賛。実際、冒頭のロングトーンを皮切りに持てる技術を存分に盛り込んだ納得の出来ばえ。余裕さえ感じさせる歌唱時の表情も含め「ガタメキラ」という曲に対するやりこみ度合いが半端なかったし、なによりもエネルギー感に満ち溢れたパフォーマンスだったと思います。あと、まり子の賛辞に「やったー!」と笑顔こそ爆発させたものの、嬉し涙は一滴たりともこぼさないという大胆な公約破り、その強心臓ぶりにも驚嘆させられました。

そして、昨年の苦言とも取れる「まり子先生」の厳しいアドバイス「上野拳闘クラブ」的な意味において、松永里愛への「あしたのために‐その1‐」だったのだと。今さらながら気付かされた次第です。


【ハロ!ステ#288】Hello! Project 研修生発表会2019 ~春の公開実力診断テスト~ダイジェスト、BEYOOOOONDSメジャーデビュー決定! MC:室田瑞希&秋山眞緒

*1:審査員特別賞である3つの賞「歌唱賞」「ダンス賞」「キャラクター賞」。近年は「得票数」上位メンバーから選出される傾向にある。

遠いところへ行くのでしょう(春の公開実力診断テスト前日に記す)

元号が「平成」から「令和」に変わり、祝賀ムードに沸き返る世間の喧騒をよそに、ひっそりとハロプロ最新鋭グループ「BEYOOOOONDS」のメジャーデビューが決定しました。

BP賞を勝ち取った「島倉りかちゃん」をはじめ、昨年まではハロプロ研修生として「春の公開実力診断テスト」に参加していたメンバーたちも、今年はゲストという立場で中野サンプラザの舞台に立つわけです。

しかし、新ユニット結成と前後して「産みの苦しみ」ともいえるベテラン、中堅「研修生メンバー」の離脱が相次いだ事もあり、昨年「30人」だった参加メンバーは「17人」と激減。新たに参加するニューカマーも29期の「まどぴっぴ」と「小野田華凜ちゃん」しかいないという状態。すっかり寂しくなった印象もありますが「BP賞」争いに関しては俄然面白くなったとも言えます。

少数ながら、その大半がある程度「手の内」の知れたメンバー同士の争い。目の前には「娘。15期」という金看板もチラつきます。当然のごとく誰が「BP賞」最短距離にあるのか、はたまた誰が「キャクター賞」に選ばれるのか、アチラコチラで議論が繰り返され、やれ「里愛ちゃん」だ、やれ「ザキメイ」だと有力候補者の名前が踊る始末。ついには新聞まで作られる事態。いずれにせよ大混戦必至といえるでしょう。

私もチケット流通センターで調達した「そこそこ悪い席」のチケットを握りしめ、GW中も休みなく、あれこれシュミレーションを繰り広げてきたわけですが、最終的に辿り着いた結論といたしまして、これ17人全員に「BP賞」の可能性ありだと。

何事もやってみなけりゃ分からないじゃない!そんな思いを「Bitter&Sweet」さんの新曲「遠いところに行くのでしょう」のメロディに乗せて詩をしたためてみました。

それでは聞いてください。

「いちごのベッドで寝てるやつ」


Bitter & Sweet『遠いところへ行くのでしょう』(Bitter & Sweet[You’re off to somewhere far, aren’t you?])(MV)

遠いところへいくのでしょう

ねぇ 行くのでしょう? ふくちゃんのところに

遠いところへいくのでしょう?

ねぇ 行くのでしょう? 研ヲタ置いて

スキルがろくに無くたって

昇格できる時代だけど

そろそろ歌唱メンバー

いなきゃヤバイ


遠いところへいくのでしょう?

ねぇ 行くのでしょう? BP賞とともに

遠いところへいくのでしょう?

ねぇ 行くのでしょう? まことを置いて

どんな予想を立てたって

やって見なけりゃ わからないし

人気投票なんかに

ならないでしょう?


きっと私は行くのでしょう?

そう 行くのでしょう? 中野サンプラザ

そして私は買うのでしょう 

買ってしまうのでしょう コレクションハロプロ研修生Tシャツ型ポーチを

ララララ・・・・・

 すっかり日付も変わり「春の公開実力診断テスト」当日。

久々の更新で結局何が言いたかったのかというと、ビタスイの新曲はクセになる良曲である事と、星部ショウなかなかやるやないけという、氏の音楽的才覚の多様性と侮れなさ。このあたりですかね。

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