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guchu guchu pay

使命感的な何かが湧き上がってきたら更新するブログ

羽賀ちゃん(マリアちゃん)を、モーニング娘。’14のメンバーに迎えることが決定しましたー!について考える

COOL HELLO!

 モーニング娘。12期メンバー決定にいたる道のりには「オーディション組」と「昇格組」というふたつの異なるルートが存在していたこと、また今までのオーディションとの違いやなんかを前回の更新 時は来たれり。卵は割れ、新しき朝は始まる。 - guchu guchu pay では書こうと試みたのですが、少々脱線が酷く結論には至らなかったもんで、その続きになります。

ハロプロ研修生の位置づけ

「ハロステ」で待望の「12期メンバーオーディション密着映像(後編)」が公開され、色々と新たな発見がありました。まず、何といっても尾形の腕時計がカッコイイ。そして、ものスゴく黄色かったという話は一旦置いといて、レコーディングブースでの歌唱審査、Juice=Juiceの「伊達じゃないようちの人生は」を歌う「オーディション組」の2人がそれぞれ個性的で面白かったです。ショーケンばりの痙攣唱法で苦しそうに歌う尾形さん、上手いんだけど、歌うと表情が段々ホラーテイストになる野中さん。さすがに約8000人から選ばれただけのことはあるなと、つまり、味があるということです。

細かい部分はあと1000回ほどリピートしてまた確認しますが、やはり今回の「密着映像」での最重要ポイントといえるのは、新メンバーそれぞれの自宅?にスタッフが訪問して「合格報告」をするシーン。

リーダー道重が事前に収録した「コメントDVD」を見せるわけですが、まず尾形、野中に対してはこういった内容でした。

尾形春水さん(野中美希さん)こんにちは。そして、はじめまして。

モーニング娘。’14黄金(ゴールデン)オーディション」の結果を発表いたします。

合格でーす!!本当におめでとうございます。

 それぞれ微妙なニュアンスの違いはありますが大体こんな感じです。当然、この2人はオーディションに参加して最終審査まで残り、あとは結果待ちの状態ですから、カメラを抱えたスタッフがノコノコやって来た日には、そりゃもうアレしかないわけで、「おっ来たか!」てなもんです。いっぽう牧野、羽賀の研修生組に対してはこうなります。

今日はですね。羽賀ちゃん(マリアちゃん)にお知らせがあります。

羽賀ちゃん(マリアちゃん)を、モーニング娘。’14のメンバーに迎えることが決定しましたー!

本当におめでとうございます。

 ちょっと牧野に対してはテンション上がり気味で、羽賀に対するコメントより砕けたニュアンスになっています。そもそも一人だけ「マリアちゃん」なんて下の名前で呼んじゃってるあたり、道重自身が相当嬉しそうなんですが、まあコメントの要旨としては同じことを言っています。

モーニング娘。’14のメンバーに迎えることが決定した、そもそもオーディションを受けたわけではないので、尾形、野中のように「合格」では意味的におかしくなる、そこで「迎える」という表現が使われたのでしょうが、何だか畏まった大仰な言い方になっています。

同時期に「スマイレージ3期メンバー」が発表されましたが、そちらはリーダーのあやちょ(和田彩花ちゃん)が「あなたがスマイレージの新メンバーに選ばれました。」という、いたってノーマルな言い方をしていたので、ここは別に「あなたがモーニング娘。’14の新メンバーに選ばれました。」でも良くなくない?何でそんな三顧の礼をもって諸葛孔明殿を軍師に迎えることが決定しましたー!」みたいな感じなのよと思ったわけですが、別にこの話はこれ以上広がりません。

ただ、ひとつ分かったことは、モーニング娘。の新メンバーに迎えられるポジションに「ハロプロ研修生」はあるという事です。

結局、何が言いたかったのかというと、これまでに「ハロプロエッグ」や「ハロプロ研修生」という育成機関から「モーニング娘。」に内部昇格してきた人たちは、書類審査免除のシードがあったとはいえ一般参加者に混じって「オーディション」に挑み、その選考を経た結果「合格」という流れが「通過儀礼」としてあったわけですよ。

しかし、今回のハロプロ内部昇格組、牧野真莉愛羽賀朱音の2人に関しては「モーニング娘。’14黄金(ゴールデン)オーディション」とはまったく切り離した状態で、「ハロプロ研修生」に現在所属するメンバーの中から何らかの選考を経て「12期メンバー」に選ばれたわけです。

つまり「ハロプロ研修生」全員が最初から「オーディション」免除のシード的位置づけにあったと、こう考えられるわけです。

そして、スマイレージの新メンバーに至っては、オーディションすら行わず、最初から「ハロプロ研修生」のみがその対象と位置づけられました。

もし、アナタが何らかのきっかけで「ハロプロ」に興味を抱き、アタイも将来は「モーニング娘。」に入りたい!「スマイレージ」に入りたい!なんて憧れる中2くらいの女子だったとしましょう。別に頭がズルムケ散らかしてようが、見た目完全におじいちゃんだろうが構いません、想像するのは自由なのですから。

モーニング娘。’14黄金(ゴールデン)オーディション」が開催される事を知ったアナタは、やっと掴んだこのチャンスとばかりにオーディションに挑むわけです。

すると持ち前の「ハロプロ顔」が功を奏したのか、アレヨアレヨと最終合宿審査まで辿り着いてしまう。しかし、学校で習った「ソーラン節」くらいしかダンス経験のないアナタは残念ながら惜しくも「不合格」。

風のウワサじゃ合格したのは「フィギュアスケートを長いことやってた大阪弁の子」と「帰国子女でアメリカンなダンスの経験者だった子」とわかり「そりゃしゃーないわな」と何となく納得します。

しかし、ほかにも2人合格者がいて、なんでも最終合宿審査にはいなかった「ハロプロ研修生」とかゆう連中らしいと知って困惑するわけですね、最近「ハロプロ」に興味を持ったばかりで「ハロプロ」の内部事情にそれほど詳しくないアナタからすれば寝耳に水の出来事です。しかも、どちらかというとワンフォーよりも好きだった「スマイレージ」の新メンバーはオーディションすら開催されず、またぞろ「ハロプロ研修生」から選ばれるとのこと、一般人は最初から門前払いにされた恰好です。

「帰国子女」だとか「フィギュアスケート経験者」のような余程のアピールポイントがなければ憧れの「ハロプロ」に入ることもままならない、結局、その「ハロプロ研修生」とやらに入るしかないじゃないか!と、ヤケ酒をあおるそう気づくわけですね。

そして、それこそが赤羽橋の大本営が世に溢れる「明日のハロプロ予備軍」たちに発令したかった真のメッセージだと、そんな風に感じるのです。

 

未来少女オーディションからの変更点

昨年行われたモーニング娘。12期メンバー「未来少女」オーディションでは最終選考に残った7名がいずれも「一般参加者」だったことから、有力な候補者を多数抱える「ハロプロ研修生」から誰一人残らなかった事への疑問が噴出しました。2011年以降行われたオーディションには必ずといって「一般参加者」に混じって「ハロプロエッグ」「ハロプロ研修生」の姿があったからです。*1

この辺りの重大かつ重要な疑問について、戦場カメラマンよろしく果敢にも現地取材を敢行した唯一の報道機関「Top Yell」誌面*2ではこう解説されています。

さて今回のオーディションでは、ハロプロ研修生の姿が2次審査から消える。これはスタッフが研修生のスキルをすでに把握しているためだ。そして一般受験者からの合格が出なかった関係上、研修生からの繰り上げ当選も立ち消えとなった。

「該当者なし」に終ったこのオーディションの後、最終選考まで残った候補者7名が、そっくりそのまま「ハロプロ研修生20期メンバー」*3となった事などから、「未来少女オーディション」自体が、ややもすると最初から「該当者なし」を前提として開催された、ハロプロに有望な人材を確保することのみを目的とした「トンネルオーデ」だったんじゃないかとの疑念が蔓延し、口の悪いヲタからは「オーディション詐欺」などと揶揄されたわけですが、この辺り同誌インタビューで「つんくボーイ」はこう答えています。

(寺田)人数的に考えて、いま3,4人採れるならまた違いますけど、グループの人数が多くなりすぎて団子状態になるのもあまりよくないので、今回は1人か2人かなという気はしていたんです。1人か2人にするにはいま入ったらやはりお互い損かなと。

あと、これは彼女たちが選択することなのですが、僕としては全員一度(ハロプロ)研修生に入ってもらって自分を高めてもらいたいと思っているんです。

今回、研修生からJuice=Juiceがデビューしますけど、次のグループも構想しているので、そっちにキャラクターがハマりそうな子もいるかなと。

 

(敏腕記者)モーニング娘。の新メンバーに拘る必要はないと。

 

(寺田)そうですね。

 

(敏腕記者)今回のオーディションでは、その研修生たちは別枠で進んでいたという話ですが・・・・・。

 

(寺田)別枠というわけではないですよ。2次審査までは一緒だったんです。ただ、やっぱり研修生に関してはこっちもどうゆう子がいるか見えてるし、そこもまたレベルが違うので。

研修生と一般の子ではやはり研修生の方が上手なんですよね。それを一緒に見ると、ジャッジが狂ってしまうので途中からは別にしました。

今回、一般の子で何人か決まったら、それに対して研修生は何人いるか見ようと思っていたんです。ただ、こっちがこういう結果になったので、いま中途半端にいじってもよくないなと。

 この頃の状況を振り返ってみると、道重リーダーを中心とした「10人体制」が完成の域に入り「わがまま気のまま愛のジョーク」など楽曲の勢いもあり、メディア露出の増加など明らかに上昇気流に乗っていた時期です。

はっきり言って「新メンバー」を入れる意味も、入れる余地もなかった。つんく自身も「入れて1,2人」と発言している。

そして「彼女たちが選択すること」という前提ながら「ハロプロ研修生」に入ることを推奨し、必ずしも「モーニング娘。」に拘る必要はないと、「新ユニット」や「他グループへの昇格」といった別のかたちでのデビューも示唆しています。

そして、ヲタ記者からの「研修生は別枠だった?」という鋭い質問に対して、「別枠ではなく2次審査までは一緒」と一旦はは否定しながらも、しかしジャッジが狂うので「途中からは別にした」という、結局は別枠やったんかい!と思わずベタに突っ込んでしまうくらいのレギュレーションへの迷いが伺われます。


ハロプロ研修生 新メンバー紹介、羽賀 朱音(ハガ アカネ) - YouTube

喧々諤々、さまざまな試行錯誤の末、今回のような「オーディション組」と「ハロプロ研修生」を完全に分けるかたちでの「12期メンバー選考」となったのでしょう。

しかし依然として「誰が」「どこで」「どういった理由」で、キラ星のごとき才能を抱える「ハロプロ研修生」の中から牧野、羽賀の2人を選んだのかという疑問は残ります。その辺りは「Top Yell」誌による新春お年玉企画山崎直樹ロングインタビュー」を待つしかありません。

 

12期の人選について

 「12期メンバー」は嘗て無いほどに「ルックスに重きを置いた」期と評され、巷では「6期の再来」なんて声も聞かれます。道重卒業を控え暗雲立ち込めていたムードを少しばかり明るく変え、たとえ年末「大阪」で年越しすることになったとしても、いやいや来年があるさ「ワンファイブ」があるさ!という、何だかわからないけど楽観的な気持ちに変えてくれる希望を与えてくれました。

かつて道重がラジオ番組で、もしも映画「道重さゆみ物語」が制作されるとしたら、自分に似ている子に主役をやってもらいたい、と名指しでオファーされた経験をもつ「羽賀朱音」が、リーダー道重と入れ替わるかたちで「モーニング娘。」に加入した事に何かしらの意味を探したくもなります。

そして、もう一人の「ハロプロ研修生」からの昇格メンバー「牧野真莉愛」が、これまで辿った「モーニング娘。」への道のりこそが、ここ数年の「研修制度改革」や「オーディションのレギュレーション」と密接に関わっているんじゃないかという話をするつもりでしたが、続きはまた今度ということで失礼します。

 

*1:スマイレージ2期の竹内朱莉勝田里奈宮本佳林。娘。10期の工藤遥。娘。11期の小田さくら浜浦彩乃

*2:2013年11月号、モーニング娘。12期「未来少女」オーディション完全密着!!

*3:山木梨沙横川夢衣新沼希空大浦央菜(脱退)、段原瑠々羽賀朱音船木結の7名