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使命感的な何かが湧き上がってきたら更新するブログ

時は来たれり。卵は割れ、新しき朝は始まる。

先日、モーニング娘。の新メンバーが発表され、12期メンバーとして新たに、牧野真莉愛羽賀朱音、尾形春水、野中美希の4名が加入したことは皆さんご存知のとおりです。各局の芸能ニュースでも手厚く取り上げられ、ファンの歓迎ムードも合わせて何だか華々しい新メンバーのお披露目となりました。

晴れて同期となった12期メンバーの4人ですが、広く一般から公募され約8000人が参加したとされるモーニング娘。’14黄金(ゴールデン)オーディション」からの合格者は、大阪の元フィギュアスケーター尾形と静岡の帰国子女野中のわずか2名のみ、牧野羽賀に関しては「ハロプロ研修生」からの選出(昇格)という紹介のされ方をしていました。これにより、今回の12期メンバー決定にいたる道のりには「オーディション組」「昇格組」というふたつのルートが存在していたことが分かります。


異なる選考プロセスを経て12期メンバーとなった4人ですが、こちらBARKSさんの記事によると新メンバー同士もお披露目当日に初顔合わせだったようで、なかなか興味深い内容が記されています。

実はこの4人、お披露目があった9月30日の昼間に、お互いに12期として初めて顔を合わせたという。牧野は数時間前の出来事を「羽賀ちゃんがいて、びっくりして何も話せなかった。」と振り返る。一方、羽賀は、「牧野さんは、スマイレージの新メンバーに入るんじゃないかと思っていた。」とコメント。元々、ハロプロ研修生のふたりのことを知っていたという尾形と野中は「めっちゃかわいいやん!」「同期だと思うと不思議な気持ち」と語りつつ、「これから、この4人で頑張っていきたいと思います。」と意気込みを述べた。

 「めっちゃかわいいやん!」が巷で噂の大型ルーキーによる発言であろうことは一先ず置いといて、牧野と羽賀のリアクションから推測するに、どうやら「昇格組」同士もお互いが「12期」に選ばれていたことを初めて知ったらしいという点ですね、自分以外にも「12期」がいた事に正直驚いたと。

つまり「ハロプロ研修生」をズラリと集合させて「はいっ、お前とお前はモーニング!」みたいなデリカシーを欠いた発表の仕方ではなく、他の研修生たちに気づかれないように、浜浦や田口の目を盗みつつコッソリとですね、体育館の裏かなんかに呼び出しまして「まっマリアくん!12期メンバーとして、もももモーニングに入ってくれないか!」なんてことをエスパー魔美の高畑さん口調で告られ、この日まで悶々としながら「箝口令」を守ってきたというところでしょうか。

あるいはこうです。学校から帰宅して3時のおやつに「おやき」をパクついていると何やらおかしな感触がある、慌てて口から吐き出すと小さく折り畳んだ一枚の紙切れが入っており、広げて虫眼鏡でよく見るとそこには、のたうつような草書体で綴られた、怪しげな散文詩が。

時は来たれり。卵は割れ、新しき朝は始まる。十二番目の朝は武道の館に降り立ち、道重き偉人の意志を継ぎ、輝ける朝の星となるであろう。いざ行かん、さあ、行こうか。

    

P.S.鼻血にはくれぐれも気をつけてね ♥  ~おばあちゃんより~

これを読んだ朱音ちんさんは、そのまま「子供部屋」に籠もり、一旦夕食のハンバーグを食べてから再び籠もり、禅を組んで暫し黙想に耽った後、おもむろに部屋を飛び出し、お付きのものに筆と硯を持ってこさせ、その書道7段の腕前でもって和紙からハミ出さんばかりの勢いで「地平本願」*1の四文字を力強く書き終えると、その場にパタリと大の字に倒れこみ、そのまま三日三晩眠り続けたといいます。そして四日目の嵐の朝、カッと目を見開きムクリと起き上がると、その日より「おやき断ち」の修業に入り、お披露目の日まで悶々としながら「箝口令」を守って来たということなのでしょう、そんな雰囲気ありますもん。

何てなことをアレコレ考えていたら「ハロステ」でついに「12期オーディション映像」が解禁ですよ。ついに謎のベールに包まれた12期選考の一端が垣間見れそうです。自宅訪問により「12期メンバー合格」を報告された際の、牧野、羽賀のリアクションから推測して、一体誰があの場所にいたのか、タンスを物色する道重なのか、はたまた「つんく代行」はまちゃんなのか、羽賀ちゃんの逃げっぷりから見て「さわやか五郎」なのかも知れません。まあ、いずれ分かることですから慌てることはない。

ただひとつ確定しているのは、尾形が蚊の鳴くような歌声を披露し、野中が引くぐらいのハイパースキルメンぶりを遺憾なく発揮した、あの「合宿現場」に牧野羽賀の2人の姿はなかったということです。

この辺りが微妙に「合宿審査」を経てモーニング娘。に加わった10期工藤、11期小田との違いでして、当時はたしか「ハロプロ研修生」は書類審査免除で2次審査からのオーディション参加だったような気がします。実際に「10期合宿」にはハロプロエッグ新人公演Tシャツを着て孤軍奮闘する工藤遥の姿があり、同様に「11期合宿」でも小田さくら浜浦彩乃の2人が参加し、レッスンで上手く歌えず「marron先生」がアタフタするほどの「子供泣き」を見せた「はまちゃん」の姿が、嶺脇社長を筆頭に我々の心を捕らえて離さなかったのは記憶に新しい話です。

と、ここまで書いてちょっと長くなりそうなんで一旦閉めます、はっきりいって「おやき」のくだりとか脱線しすぎて、本来書きたかった「娘オーデ」と「ハロプロ研修生」の関係についてまで辿り着けそうにありません。来週の「ハロステ」を楽しみにしつつ続きます。

 

※写真と本文はあまり関係ありません。

*1:モーニング娘。の47thシングル「この地球の平和を本気で願ってるんだよ!」のカッコイイ略称。