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guchu guchu pay

使命感的な何かが湧き上がってきたら更新するブログ

「16ビート」に賭ける青春

おひさです。短期留学先のシンガポールからようやく帰って来ました。というのは悪い冗談で、夏ハロー@大阪オリックス劇場に行ってきました。レポというには遅すぎですがチョロっと書き散らかしたいと思います。とにかく土曜昼公演「YAPPARI!」のほうに、いそいそとまことに会いに行ってきたんです。

ここ最近のハロコンは公演内容が2パターンに別れていまして、夜公演は「KOREZO!」という名の「合同リリイベ」なんて巷で揶揄されてるほうの公演でした、四の五の言わずに両方見れば良いじゃないって話なんですが、なにせコレがアレなもんで*1そうも言ってられない。二者択一になると、そりゃあ「シャッフル」公演である、この日が初回となる「YAPPARI!」を選択してしまうのが凡人ってもんです、責めちゃいけません。

しかしスルーした夜公演でですよ、こともあろうにハロプロ研修生の連中が「彼女になりたい!!!」をやったとか、しかもソロパートが大阪メンの岸本と船木だったとか、大きな声じゃ言えませんが「彼なり」愛聴週間を1年半ほど勝手に続けている身としては飛んでもない「取りこぼし」ですよこれは、なんか罰が当たった気分です。

しかし過ぎたことを悔やんでも仕方ない、いつまでも引きずってはいられません、昼公演の「YAPPARI!」「彼女になりたい!!!」こそなかったものの見所十分の内容でした。

 セットリストは狼の一人スレから拝借して、こちらになります。

01. 【メドレー】アレコレしたい! ~ 良い奴 ~ 悲しき雨降り ~すっちゃかめっちゃか~ ~ 笑顔の君は太陽
02. 青春Beatは16/ハロプロ研修生
03. 夢見る 15歳/佐藤・田村・植村・宮本
04. 五月雨美女がさ乱れる/譜久村・小田・徳永・須藤・萩原
05. ブスにならない哲学/石田・清水・夏焼・中島・福田・勝田
06. 君は自転車 私は電車で帰宅/鈴木香・熊井・菅谷・竹内・金澤  ※MC 竹内金澤
07. ゴールデン チャイナタウン/生田・鞘師・飯窪・矢島・和田・中西・宮崎
08. Dream Last Train/トリプレット(工藤・岡井・高木)
09. 桃色片思い/道重・嗣永・鈴木愛
10. 天まで登れ!/ハロプロ研修生 ※MC まこと
11. Help me!!/スマイレージ・Juice=Juice
12. 1億3千万総ダイエット王国/モーニング娘。'14
13. Crazy 完全な大人/Berryz工房
14. 私、ちょいとカワイイ裏番長/℃-ute
 ※MC YAPPARI!大検証!? 進行まこと道重 アシスタント浜浦田
15. 木立を抜ける風のように/ODATOMO(小田・金澤)
16. BE HAPPY 恋のやじろべえ/譜久村・嗣永・熊井・福田
17. Loving you Too much/工藤・岡井・萩原・和田・田村・宮崎・宮本  ※MC 工藤萩原
18. 嗚呼、素晴らしき日々よ/さとのあかり(佐藤・勝田・植村)
18. やる気! IT'S EASY/道重・菅谷
19. C\C(シンデレラ\コンプレックス) /鞘師・石田・清水・矢島
20. BE ALL RIGHT!/生田・鈴木香・飯窪・徳永・須藤・夏焼・中島・鈴木愛・中西・竹内・高木  ※MC まこと
21. 全力バンザーイ!My Glory!/THE ポッシボー
22. Password is 0モーニング娘。'14
23. 風に吹かれて/Juice=Juice
24. 地球は今日も愛を育む/スマイレージ
25. 普通,アイドル10年やってらんないでしょ!?/Berryz工房
26. 悲しきヘブン/℃-ute
 ※MC まこと全員
27. 恋愛レボリューション21(updated)/全員

 メンバー紹介がてらのショートメドレーの後、MCまことからの紹介でいきなり研修生が新曲「青春Beatは16」を初披露。

今回のハロコン、全国ツアーに帯同する研修生選抜メンバー10名*2が固定され、それプラスご当地研修生(大阪公演なら岸本、船木、横川)が参加するというかたち。

この全国帯同組に本来なら当然いるはずの実力者2名「田辺奈菜美」「室田瑞希」がまさかの不参加というアンビリーバブルな案件*3もあり、「モーニング娘。12期」および「カントリー娘。」オーディション絶賛開催中というタイミングも絡んでアレコレ流言飛語が飛び交う中、唐突にも新曲初披露ときました。

翌日には「恋したい新党」なる新曲を連続投入。なぜ今「ハロプロ研修生」の曲を量産する必要があるのかという疑問も残りますが、つんく先生曰くこうらしいです。

ご機嫌なツイートに水を差すようですが、確か今年は「モーニング娘。’14」が勝負の年だったはず、「℃-ute」や「Juice=Juice」にもここらで一発手応えのある「新曲」が必要です。ハロプロのメインソングライターとして課題は山積しているように思われます。

こんな大事な時期に「ハロプロ研修生」の曲なんぞシコシコ量産してる場合か!「彼女になりたい!!!」1曲あれば十分だろ何が不満なんだ!と言いたい気持ちもありますが、おそらく「つんく先生」にとって今一番スラスラと曲のアイデアが泉のごとく湧き出る対象が「ハロプロ研修生」なのかなと、こう思うわけですね。

リリースするにしても会場限定販売とかでしょうし、そもそも商業ベースで作ってるものとは違いますから、売上どうのこうの関係ない。山ちゃん的なものからの縛りもない。まあ楽天公式応援歌に「THEマンパワー」をほおりこんできた彼のことですから、元来そんなの関係ないのかも知れませんが。

歌詞の内容なんか見ると等身大の「ハロプロ研修生」のことをそのまま曲にしているというか、まさにつんく先生自らが「ハロプロ研修生」と化して、その心象風景を100%の再現率で書き上げたかのような作品に仕上がっている、ウグイス色の研修生衣装を身にまとい歌い踊る、ベレー帽をチョコンと斜に被った「つんく先生」が透けて見えるようです。

「cryng」「青春Beatは16」「恋したい新党」と続く3部作は「研修生」という不安定な立場にありながらも懸命に「ハロプロ正規メンバー」を目指し、その青春を燃やす彼女たちへのエールであり、「つんく先生」からの熱いメッセージが込められた作品であると、少々暑苦しく解釈するわけですよ。

本当の恋したい全て投げ出すくらいの (恋したい新党)

 中には「反原発ソング」なんかを歌うアイドルもいたりしますが、アイドルにかぎらず世のポピュラーミュージックの大半が「恋愛」について歌われたものと相場は決まっており、無論ハロプロ楽曲もその例に漏れません。

当然ステージにおいて「つんく先生」渾身の恋愛ソングを歌い踊り、時に「彼と一緒にお店が」したかったり、「助手席GETだぞい!」しちゃう彼女たちですが、全てを投げ出さなければ「本当の恋」をすることもままならないアンビバレントな存在でもあるわけです。

周りの同級生たちが自由に「恋愛」したり「夏祭りを満喫」したり「ツイッター」したりして「普通の高校生活」「普通の中学生活」を謳歌する中、土日祝日をレッスンやステージに費やし、日々寝る間も惜しんで「歌」や「ダンス」の研鑽に励んでいる。中には勉強時間を削ってまで頑張ってるような子もいる。中学3年生にもなって「鈴虫」が「哺乳類」かどうかもイマイチ理解出来ていない、そんな「田辺奈菜美」を誰が責められまっか!

ひとつひとつ確実 手に入れて また次に進もう (青春Bertは16)

「歌にしろダンスにしろ常に16ビートを意識する事」安倍飯田の時代から「つんく道場」の門を叩いた者達がまず最初に叩き込まれる、基本中の基本にしてハロプロ最大の奥義です。一般人と「ハロプロの子」の違いは、この「16ビートの洗礼」を受けたか否かにあるわけですね。

例えば「彼女になりたい!!!」のイントロ部分の振り付けありますよね、こう胸に手を当てて腕を前に伸ばすところ、わかりやすく言うと「はまちゃんちょーだい!」の部分、あれにしたって常に「16ビート」のリズムを刻んでいるわけですよ浜ちゃんたちは。ヲタが見よう見まねでやる「タコ踊り」とは違うんです、「ドライブ感」がまったく違う。

「田辺」のリズムと「ハロプロ」の存在価値 - guchu guchu payでも散々書きましたが、リズムに拘り「リズムは人生」とまで言い切る16ビートの化身「つんく先生」がその教義をこうした形でついに楽曲にしてしまったと、まあどんだけ「16ビート」好きやねんという話ですね。

そしていつの日か今日を笑えばいい (crying)

これは実際「刺激的」な曲です。歌詞の中では予備校とか、実力テストとか一般的な「学園生活風」に仕立てていますが、まさに「ハロプロ研修生」が直面する仲間との「別れ」について書かれたもので、それを当の本人たちが歌ってるわけですからヒリヒリ感が違います。

彼女たちは切磋琢磨しあう「仲間」であると同時に、限られた「デビュー」という椅子を賭けて戦う「ライバル」でもあるわけです。常にセレクションの目に晒されながら日々戦っている、その努力が報われるかどうかなんて分からない、しかし自分の可能性に賭けることは若さゆえの特権であると。結果はどうあれ「いつの日か今日を笑える」ことが重要であるという「つんく先生」なりのメッセージを勝手に読み取りたくもなります。

 先日の「ハロコン」において「Berryz工房」が来年の春をもって活動停止することが報告されました。色々思うところはありますが、本人たちの意思なら仕方ないことです。

「新カントリー娘。」構想が事実上頓挫したことも合わせて、そう遠くない時期に「ハロプロ新ユニット」立ち上げの予感を敏感に察知している「ハロヲタ」も多いことでしょう。

また現在進行中の「モーニング娘。12期オーデ」にしても「9期オーデ」以降の流れから見て、確実に「研修生枠」があると予想されます。

いずれにせよ「ハロプロ研修生」をめぐって、これから大きな動きがあると予想されるこの時期、つんく先生によって矢継ぎ早に発表された「ハロプロ研修生曲」の意味を考えていたら止まらなくなってしまいました。

そうです。「ハロコン」行ってきたよという話でした。さすがに「ハロプロ研修生」の話だけで終わるわけにはいきません。しかし想像以上に長くなったので続きはいずれまた。

http://livedoor.blogimg.jp/morning77/imgs/4/e/4e9f9e61-s.jpg

 

*1:コレ=金銭的に アレ=あれ

*2:浜浦・田口・小川・野村・牧野・加賀・稲場・佐々木・新沼・段原の10名

*3:中野公演には参加して、その安否が確認されました。