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使命感的な何かが湧き上がってきたら更新するブログ

つんくボーイの佳林評

ハロプロ楽曲大賞2013

1位 ロマンスの途中 / Juice=Juice

2位 わがまま 気のまま 愛のジョーク / モーニング娘。

3位 私が言う前に抱きしめなきゃね / Juice=Juice

 

ハロプロ楽曲大賞、今年はこの3曲が抜きん出ていた。それ故どの曲を1位にするかアレコレ考え最終的にitunesの再生回数の多かった順にしました。

itunesの再生ランキング的に4位はトキメクトキメケとなるのですが、上位3曲とそれ以降の曲でけっこうな差があった。ヤフオクの複数枚チケットでよくあるじゃないですか、1位入札者と落札額に5000円以上差がついた場合はお取引出来ませんみたいなやつ。あの方式で4位以降のグループからちょっと自分なりの色を出してしまいました。フクちゃんごめん!

 4位 兎tocome (feat. コピンク) / コピンク*    1.0pt

コピンク名義による楽曲。配信開始が去年の12月5日ということで今年の楽曲大賞ノミネートとなります。

コピンクとはつまりjuice=juiceのメンバー、”ハロプロ生まれ、ハロプロ育ち、飼ってる猫が唯一の友達 ♪ ”でおなじみ宮本佳林ちゃんの事です。

静岡駿府マラソンの応援イメージソングというタイアップ曲。これが後々大きな意味をもってくるのは、みなさんご存知の通りです。

マラソン応援ソングなだけにストップウォッチのカチカチ音を効果的に使った前奏から始まるシンプルながら上品なアレンジ。

ポジティブかつドリーミーな世界観に春風を思わせる伸びやかな歌唱が映えます。途中で入るさわやかな男性コーラスも良い味付けになっていますね。

物語性でいくと、この後に出た最後のコピンク関連配信曲であるリバースのほうに分があるんですが、ややウエットなリバースより爽やかに突き抜けたこちらを選択しました。まあ好みの問題です。とにかく清涼感がハンパない。

ちなみに今年のハロプロ裏MVP、さわやかゴローがメインボーカルを務める「兎tocome (feat.ゴロー)」では佳林ちゃんがあんま聴いたことないような声でコーラスを披露するコインの裏側曲。こちらはロックなアレンジになっています。

もともと配信曲として細々と続けられてきたコピンク関連楽曲。これらをまとめてCDとしてリリースされたものが「コピンクス!メロディーズ~ster chart~」というミニアルバム。

一応アップフロントワークスから出てるんですが、ジャケット見ても宮本佳林の”み”の字も載ってない。帯見ても。

静岡朝日テレビの人気番組「コピンクス!」から飛び出したキラキラな声座たち「コピンク*」待望のデビューアルバム。

 あくまでもコピンク、正確にはコピンク*。コピンクのデビューアルバムであって宮本佳林のデビューアルバムではないと、あくまで。

それで歌詞カード、ブックレットていうんですかアレの最後のほうにあるスタッフ一覧に一行だけ。申し訳程度に。

Character Voice:コピンク 宮本佳林

これだけですよこれだけ、”Special Thanks :お侍ちゃん”とたいして変わんない扱い。むしろ文字数的には負けちゃってる。

Character Voice、アニソンでよく見るやつですよこれ。CVなんて表記されてる。

要するにキャラソンという設定なんですね。

そもそも「コピンクス!」という番組。いちおう深夜の情報番組なんですが、アートディレクションていうんですか、制作に「10GAUGE」というアニメーションや音楽を担当するチームが関わってる。

番組をナビゲートするのがアニメキャラであるところのコピンクちゃん。コピンクちゃんの声を担当するのが佳林ちゃんという、いわゆるコピンクちゃんの中の人ってやつです。

番組のオープニングテーマはコピンクちゃんに歌ってもらいましょうか!つって出来たのが30秒のプロトタイプ版「カリーナノッテ」もちろん歌ってるのは宮本佳林

作ったのは「10GAUGE」の依田伸隆という人、プロトタイプ版は作詞もこの人。コピンク関連すべての作編曲者の方です。この後、好評を博した「30秒版カリーナノッテ」はひとつの曲として作り直されます。その際、迎えられたのが謎の美少女作詞家・児玉雨子さんで、以後このコンビによりコピンク楽曲は作られていきます。

とにかく深夜のローカル番組ながら、あのエッグの佳林ちゃんが番組のオープニングソングを歌うっていう事実が結構な衝撃でした。まあハロヲタの極一部での話なんでしょうが、当時2011年4月ですか。

しかしながら、こういった外仕事での活躍ぶりとは裏腹にハロプロ内では辛酸を舐め続ける、つらい時期でもありました。

結果的にハロプロエッグからハロプロ正規メンバーへの大量昇格となった2011年組*1の線から彼女は漏れてしまう。オーディションで外部からやってきた新人たちにも先を越されてしまった。

それまでの道のりがまさにエリート街道まっしぐらだっただけに。ヲタからすりゃあ、さすがに勝田以下はないでしょって話なんですが。結果そうなっちゃった。

この辺りのハロプロエッグ内のザワザワした感じはハロステでの「譜久村聖×宮本佳林」「工藤遥×高木紗友希」対談において興味深い内容が語られています。

この時期を「温存」ととるか「冷遇」と考えるかは意見の別れるところではありましょう。

佳林のように自己プロデュース能力に長けた、何でも自分でこなしてしまうようなタイプをつんくボーイは嫌いなんじゃないか云々。

後にツイッターで、歌唱メン不足にあえぐモーニング娘。にどうして宮本佳林を入れなかったんだ説明しろ!というヲタの火の出るようなマジレスに対し。

だってJuice=Juiceが組めなくなるやん。

という名言で切り返したつんくボーイ。

五月雨美女がさ乱れる 発売時に彼が宮本佳林を評してこう書いています。

宮本:この子も小さい時は、クセばかりがとても引っかかる子で、

「こんな小さいうちから自分を固めると後に苦労するぞ」って思ってたんですが、

ここ1年程で、ウソのように、そのクセというかアクな部分がクリアになって、

非常に女っぽくなりました。

 

なので、このグループとしてとても重要なアクセントになっていくでしょう。

ここで彼が言っているクセとかアクの部分っていうのは「ダンスを人一倍大きく踊ること」であったり「過剰な表現力」といったザ・宮本佳林な部分で、むしろヲタからは絶賛されていたような部分だと思うんですよ。しかし、俺からすりゃあアクだと言い切っている。

まあ最後の非常に女っぽくなったかどうかは置いといて、

「こんな小さいうちから自分を固めると後に苦労するぞ」この部分。

エッグエリートだった佳林に名子役的ないやらしさを感じ取ったんじゃないでしょうか。

天才子役と持て囃されて大人になったらただの人、そんな危惧があった。

実際、過去に10代半ばでキャリアのピークを迎えちゃったような例がハロにはいくつもある。そうはなって欲しくない、そんな思いがあったんじゃないかと。

クセやアクを取るには回り道が必要と感じ、外の世界へ修行に行かせたと、こう解釈する訳です。

可愛い子には旅をさせよ。さしずめコピンク楽曲はそんな旅先から届いたエアメールみたいなもんで、それに対し来年おそらく出るであろうjuice=juiceのファーストアルバムにおいてつんくボーイがどういった曲を宮本佳林に返信するのか、今から楽しみで仕方ありません。

一応、宮崎さんのソロ曲オンリーでヘコー!!な展開も想定の範囲内です。

*1:この年ハロプロに新加入したモーニング娘。9期、10期メンバー及びスマイレージ2期メンバーの計12名。そのうちハロプロエッグ出身メンバーは譜久村聖工藤遥竹内朱莉勝田里奈の4名