金澤朋子のミソロジー
ハロプロ革命元年なんてのが数年前のハロコンのタイトルにありました。
今年は我々在阪および地方ヲタ、特に育成をも視野に入れた意識の高いヲタ達にとって、本当の革命元年といえるエポックな年だったのではないでしょうか。
ハロプロ研修生の地方在住者大量採用による拡大路線。研修生公演の大阪、名古屋での開催が実現。チャレンジアクト等による単独ツアー帯同。juice=juiceメジャーデビューにともない何故か個別握手にも研修生参加という嬉しい誤算。
ようするに地方のハロプロ研修生ヲタにとって大歓喜の年だった訳です。
そんな一年を締めくくるハロプロ研修生の公演。
ハロプロ研修生 発表会~12月の生タマゴShow!~
東名阪ツアー初日。名古屋、東別院ホールに呼ばれもしないのに行ってきました。
で、その詳細なレポは詳しいブログやらツイッターやら一人スレに譲るとして、研修生公演にも関わらずメジャーデビューしてる連中が混ざっってる。
日本レコード大賞新人賞にまで選ばれてるjuice=juiceの事ですね。
ま、リーダーの宮崎さんを除くメンバーは全員ハロプロ研修生出身ですし。
公式にハロプロ研修生を卒業したというアナウンスもない。
おへその国からこんにちわは歌わないのに、彼女になりたい!!は一緒に歌ってる。なんだったら宮崎さんまで出ちゃってる。佳林なんて人一番大きく踊り倒してる。
何かその辺りをもや~っとさせてる訳です。
で、ジュースメンをハロプロ研修生と混ぜて歌われた楽曲がありまして。
M9 寒いね。(スマイレージ曲) 宮本、宮崎
M10 いざ、進め!Suteady go! (℃-ute曲) 高木
M11 Mythology〜愛のアルバム〜 (Berryz工房曲) 金澤
寒いね。の佳林ちゃんと田辺ななみんの抱擁で往年のななりんヲタヒートアップだったりは今回置いておくとしてですね。
M11 Mythology〜愛のアルバム〜 (Berryz工房曲)
これですよ。出演者が田口、室田、金澤、一岡、岸本、牧野、和田。の7名。
あまりにも短すぎる研修期間でおなじみ金澤朋子の研修生同期、一岡、岸本、牧野、和田。ハロプロ研修生随一の歌唱力を誇るむろたん*1。大先輩であり心の師たぐっち。
むずかしい曲だったと思うんですが。これにドはまりしてたの金澤ローズクウォーツ朋子さんでした。
Berryz工房のミソロジーといえば東京女子流関連の仕事で有名な松井寛氏編曲。ハロプロ関連では音楽ガッタスやモーニング娘。の笑顔YESヌード等でおなじみの方です。
この人の特徴はファンクでディスコでクールでアーバンな感じといいますか。都会的で洒落た作風なんですね。
ワウペダルちゅうんですかねワウワウ鳴ってるギターカッティングにストリングスがヒュルヒュル鳴るあの感じ。黒っぽいんだけどクール。大して音楽的造詣の深くない僕なんかが聴いても特徴的な松井寛感てのが確かにあります。
つんく♂が事あるごとに言及する金澤朋子の特徴的な声。ルパン三世ラブスコール感といいましょうか、あの若いのに何とも気だるさを感じさせる艶っぽくも甘い歌声。
そら福田花音もモノマネしたくなるわ!と思わせる何ともくせのある良い歌声なんです。
そんなローズクォーツ感満載な金朋の歌とお洒落で都会的な松井サウンドの食い合せの良さ。東京女子流のLimited addictionのローズクォーツmixが実に聴いてみたい欲求が溢れかえるほどです。
もちろん彼女になりたい!!を研修生の小中学生メンバーに混じって全力で踊るかなともさんが見れるのもハロプロならではの魅力に他なりませんしたまりません。
生たまごSHOW!全体の感想としてはフナッキが小さすぎて驚いた!事も付け加えたいと思います。
しかしボーカルグループとしてjuice=juiceのなんと強いことか。
世が世なら普通に実力派アイドルとしてソロデビューしたであろう、実際コピンクとしてソロアルバムまで出した実績を持つクリスタルボイスと七色の顔芸の使い手、宮本佳林。
juice=juice楽曲のコーラスにその名前がクレジットされる歌唱スキルの信頼性。ハロプロ研修機関が産んだスキルがルックスを飛び越えた好例。とにかく声の通りの良さがハンパない、高木紗友希。
そして℃-uteヲタが高じて、昨年賞品(℃-uteのサイン入りポスター)目当てで出場したベリキューカラオケ大会で優勝。そこで見つかって高2にしてハロプロ研修生加入という異例の経歴と、異彩を放つ歌声の持ち主、金澤朋子。
いやーホントそんな3人のボーカルが火花を散らす「イジワルしないで抱きしめてよ」は、今年のハロプロどころか、今年リリースされた世界中の全楽曲合わせても最高傑作なんじゃねえの!そんな風に思うやつが一人ぐらいいたって良いじゃない。
Juice=Juice 『イジワルしないで 抱きしめてよ』[Don't be spiteful, but embrace ...