キマグレ絶望アリガトウ(銃声、間奏セリフあり)CD音源化
南波一海のアイドル三十六房 番外編~HELLO! PROJECT COMPLETE SINGLE BOOK発売記念スペシャルと題し長時間にわたって生配信されたタワレコのおもしろユースト。後半にはゲストとしてアップフロントの中の人も登場し番組終盤に提案され今回発売決定したのがこちらのハロプロコンピアルバム。
ナタリー 南波一海、嶺脇育夫、吉田豪選曲のハロプロコンピ元日発売
まあ、こんな企画さほど期待してなかったわけですが。俺が甘かった。とんでも無い目玉持ってきました。
キマグレ絶望アリガトウ / 鞘師里保&モーニング娘。
まさかのアイスクリー娘。や石川梨華の理解して女の子など中々ヤラシイとこ突いてくるハロプロ珍味曲がラインナップされとります。しかしCDの入手こそ困難ながら音源で聞くだけなら、今は各種動画サイトやら探し歩いたら結構見つかるもんです。そらCD売れんわって話ですよ。
ただ、ただね「キマグレ絶望アリガトウ」だけはCD化はもとより音源化すらされてない。モーニング娘。が昨年やった舞台「ステーシーズ少女再殺歌劇」の劇伴歌の一つで、現エース鞘師里保演じるところの「もも」がエピソード終盤いきなり歌い出す実質ソロ曲です。
あと正確にいうと現リーダーはこれ不参加なのでモーニング娘。(田中れいな、9期、10期)となります。
大槻ケンヂの原作は割りとドロドログチャグチャした過激な描写満載で、アイドルが演じるには不向きというかこんなん舞台化出来るのかって内容なんですが。物語の要所要所で歌われる脚本・演出の末満健一による作詞、音楽担当・和田俊輔による作曲。この末満・和田コンビによる美しくも過激でそして儚い楽曲の数々でもって見事に歌劇として昇華されており、数少ないアンドリュー最高!な作品でした。
公演当時からステーシーズに関してはサントラCD発売を熱望する人は多く、コピンクみたいに配信でもいいから音源化してくれと、ハロカバとか作るならこっち出せよの声も虚しく音源化に至らなかった訳です。
キマグレ絶望アリガトウは本公演終了後、赤坂BLITZで行われたBS-TBS感謝祭で一度歌われたのを最後に封印されました。鞘師里保の裏代表曲としてそのスジでは熱く支持され続ける名曲です。劇中からその音源だけを切り出したMP3を擦り切れるほど聴いていた日々ともお別れです。豪ありがとう豪。
ハロプロにはこうした音源化に至らず埋もれてしまってる名曲がけっこうあって、その辺また書きます。